今年は腸と肺の調子が悪くトラブルを起こす方が、多いようです。
最近の相談にも腸が弱ることで、栄養の吸収がうまくいかなくて、食べているのに痩せてくる、筋肉が弱って腰が痛い、膝が痛いなどの関節の故障も多いようです。
老若男女の区別なく子供も筋肉が弱っていて、ケガをしやすかったり、スポーツの最中のケガも多く頸椎や腰椎を痛めてスポーツを休憩せざるを得なくなっていると言う事をお聞きします、
これを治すためには腸の働きを回復させて栄養の吸収を良くするかアミノ酸製剤を飲んでいただくと良くなります。
腸を治すと言っても簡単なことではなく時間をかけて、食生活も見直さなければいかないことになるでしょう。
人間の腸は植物で言えば根っこみたいなものなので、生命を維持するのにとても大切なところです。
最近の研究で、腸は消化だけでなく腸管免疫や脳との関連も言われるようになって来て重要性は増すばかりです。
腸管免疫の能力が低下すると風邪をひくだけでなくいろいろな病気になる可能性が高くなります。
例えば、近年増え続けているがんや糖尿病、老化促進、うつ、肥満、認知症などになる可能性が高まると思います。
腸に良い食べ物としては食物繊維が多い食べ物、発酵食品(味噌、漬物、しょうゆ、納豆、塩麹など)、ネバネバ食品(山芋、なめこ、納豆、めかぶ、オクラなど)、オリーブ油、緑茶などがあります。
良く歩く、自宅の中で人に物を頼むのではなく自ら良く動くなどの適度な運動も必要です。
ストレスをなるべくため込まない、腹式呼吸で自律神経を整える。
腹式呼吸とはお腹をへこましながら吸ったり吐いたりしてください。
便秘もほっておかないで、自力で出るようにしましょう。
なかなか治りづらい時はご相談ください。
今年は腸の具合がすっきりしない
ケンコウ薬店 (三重県津市)
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更新日: 2015/10/09 |