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201623
うつと免疫力


1月下旬から本格的な寒波到来で、風邪をひかれた方も多いこの頃です。
早、2月に入り節分、立春となり、春ももうすぐです。
どうぞ、お大事にお過ごし下さい。

大きなご病気やがんと診断されると、3人に1人が適応障害(軽いうつ)やうつ病を
発症します。
「うつ病を発症すると免疫機能が低下してがんの経過にも悪い」と聖路加国際病院の
精神腫瘍科部長の保坂 隆先生が言われています。
免疫は自律神経と密接に係わっており、免疫機能を高めるためには心のケアも重要
です。保坂先生は、「がんと診断されて1度や2度泣くことは普通の事。そんな状態が
ずっと続いて、食欲がなくなりやせたり、落ち込んだら精神科専門医を受診してほしい。
「がんは、日本人の2人に1人以上が一生のうちに、一度はかかると言われている。
がんが直接の死因で死亡する割合は6割。残り4割は別の病気です。糖尿病や
高血圧と同じく慢性疾患と考えるべきである。」
とも言われています。

保坂先生は、免疫力を上げるために次の事を推奨されています。

1.笑う、泣く。(副交感神経が優位となり、免疫細胞が働きやすくなります。)
2.腹式呼吸をする。 (副交感神経を優位にします。)
3.運動療法 (薬物と同じくらいの抗うつ作用がある。患者の好みや体力に合わせる。)
4.祈る事。(他者の幸福を祈ると愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが増える。)
5.スキンシップやマッサージをする。(これもオキシトシンの分泌が増えます。)
6.1日でも長生きするという意識を持つ。(新しい治療法に出会う可能性も出ます。)

オキシトシンは抗ストレスホルモンで、ストレスを消し精神を安定させ、免疫力が
上がります。がんと診断されたら、しばらくは誰もが落ち込み、気持ちが大きく
揺れます。
しかし、患者が日常的に実践できることを続けることも大切な事です。
また、漢方薬もお手伝いできると思います。

笑う門には福来る。

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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。

http://www.e-kenkouya.com/リンク
【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
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201615
漢方薬


新年明けましておめでとうございます。
暖かい年末年始となりました。気候が穏やかなので休み中、
旅行やお買い物で外出された方も多かったようです。
今年も健康情報を発信して参ります。
どうぞ、宜しくお願いします。今回のテーマは、漢方薬と
薬や食品の飲み合わせについて。

 ●甜茶(てんちゃ)と鼻炎薬
花粉症の方で、春先になると鼻炎薬を手放せなくなる人が
多いです。花粉症に良い甜茶を一緒に服用したところ、目が
ぐるぐるまわり、手足がしびれの出る方がおられます。
鼻炎薬に含まれる、マレイン酸クロルフェラミン・フマル酸クレマ
スチン・塩酸ヒドロキシジンなどの成分が入っていて、アレルギーを
抑えます。一方、甜茶にもアレルギーを抑える成分があって、
アレルギー抑制作用が過度に働いて、手足のしびれやめまい
などの症状が出ることがあります。
●麻黄湯(まおうとう)とチーズ
インフルエンザに有効と言われている麻黄湯。主成分の麻黄は、
交感神経を刺激して血圧を上げます。チーズにも交感神経を
刺激するアミンが含まれていて、麻黄湯と併用すると急激に
血圧上昇する方がおられます。
 ●葛根湯(かっこんとう)と赤み魚(マグロ・ブリ・カツオ、サンマ・サバ
・イワシ・アジなど)
葛根湯には、アレルギーを起こすヒスタミンをためこむ性質があります。
一方、ヒスタミンに変化するヒスチジンが多く含まれる赤身魚と
飲み合わせると嘔吐や顔面紅潮などのヒスタミン中毒症状が出る
事があります。葛根湯は、ヒスタミンを代謝する酵素の働きを阻害
させてヒスタミンが体内に残りやすくなります。
●ウコンと解熱鎮痛剤(ナロンエース、イブA錠など)
解熱鎮痛剤に使われているアスピリンやイブプロフェンは血液を
サラサラにする作用があります。ウコンにも同じ作用があり、一緒に
飲むと血液がサラサラになり過ぎて出血が止まりにくくなります。
新年会でお酒を飲む機会も多い季節。ウコンと鎮痛剤の併用は、
注意が必要です。


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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
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気候変動と自律神経

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

20151210
自律神経と病気


暖かい秋から一気に寒い冬がやって来て、風邪をひかれた方も
多かったと思います。今年も残り少なくなりました。
何かと忙しい年末年始、体調に気をつけてお過ごし下さい。
今年最後のテーマは、気候変動と自律神経について。日本海側と
太平洋側では気候がまったく異なりますが、太平洋側の冬は
高気圧が来てお天気が続きます。

免疫学者の安保先生が面白い事を云われています。「高気圧が
来ると呼吸数と脈拍数が上昇し、低気圧の時にはいずれも低下
する。
高気圧とは空気量が多く、酸素の量が増えること。高気圧の時は
人間の呼吸は活発になり、体内に入れる酸素量も多くなる。
人間がたくさんの酸素を体内に取り入れると、交感神経が緊張
して、脈拍が速く、呼吸数が多くなり、白血球の中の細菌を
食べる顆粒球が増えるのです。
その顆粒球が増えすぎると活性
酸素を発生して組織障害が起こりやすくなる。
老人の皮膚やシミ、がん、中耳炎による難聴、関節炎による
歩行障害の原因、歯槽膿漏、痔疾にもなりやすくなる。
一方、低気圧の時は、酸素量が減少して、ゆっくり呼吸、
心拍数が減少して脈が遅くなり、胃酸分泌などが増加して
白血球の中のリンパ球が増える。副交感神経が優位になって、
うつ状態やアレルギー疾患などが起こりやすくなる。


人間の体は、気候変動によって大きく影響を受けています。
気圧ももちろんですが、温度や湿度にも影響を受けます。
この気候変動に負けない対応力をつけることは、病気をさらに
悪化させない為や病気の予防に非常に大切な事です。
漢方薬は昔から寒熱(寒さや暑さ)や燥湿(乾燥や湿気)などを
重要視して気候変動に対応し、人の体質(冷・熱・湿・燥)に
合わせて生薬を使い分けます。
現代の免疫学で科学的に解明されてきた事を、何千年も前の
昔の人が知っていて、生薬を選んでいたのが驚きです。

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20151110
越後獅子(京都府)


 11月に入り、晩秋から初冬への季節の変わり目になりました。
朝夕の寒暖の差や気圧変動もあるためか、体調を崩されている方が
多いです。例年より、風邪・喘息・鼻アレルギー・血圧の変動・ヘルペス・
胃腸障害・体のだるさが続くといった訴えがあります。
これから寒くなってくる季節。体調に気をつけて過ごしましょう。
11月23日は勤労感謝の日ですが、「牡蠣(カキ)の日」でもあります。
「牡蠣の日」は全国漁業協同組合が、栄養豊富な牡蠣を食べてもらって
日ごろの仕事の疲れを癒してもらう主旨で制定されたそうです。
牡蠣の中には多くの天然ミネラルが含まれています。今回は、前回に
引き続き体の必須微量元素(ミネラル)のお話です。
牡蠣の中には、グリコーゲンが豊富でミネラルの亜鉛・銅・セレン・鉄などが
他の食品に比べても明らかに豊富に含まれています。また、ビタミンB群の
栄養素も豊富です。
中でも亜鉛が多く含まれている為、体内の300を越える酵素の働きや
合成を助けます。
特に、活性酸素を除去する酵素の働きを高めます。体内で多く発生する
活性酸素は、色々な病気の原因であり、体にたまると疲れを感じ疲労の
原因物質と云われています。これを除去する為には、

①活性酸素を消す事のできる酵素(SODやGPX)を増やす事。
②抗酸化食品(新鮮な野菜など)でビタミンC・ Eを摂取する事です。

牡蠣の中には亜鉛・銅・セレンが沢山入っていて、活性酸素を消す酵素
(SODやGPX)の働きが高まります。ビタミンC・ Eの2.4倍の抗酸化物質
GC-7が入っている為、素晴らしい食品です。
「海のミルク」ともいわれている牡蠣はアミノ酸組成に優れ、タウリンも
多く含まれています。タウリンは、胆汁酸の分泌・肝機能・消化作用を促進します。
これからのシーズン、しっかり牡蠣を補給して元気に寒い冬を迎えましょう。

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微量元素



10月に入り、気持ちの良い季節となりました。
色々な食材が出回り、食欲の秋を満喫したいものです。
日本は飽食の世の中ですが、偏った食事をする方が多く
体の必須微量元素不足の方が増加しています。
一般的に必須微量元素(ミネラル)とは、一日の摂取量が
百ミリグラム未満の元素のうち、亜鉛・ヨウ素・鉄など
生命活動に欠かせない9種類
を指します。

清涼飲料水やファーストフードを取り過ぎる若者、
コンビニ弁当中心の食事をするご高齢者や一人
暮らしの方に味覚障害の方が増えています。

亜鉛不足が起こると、食べ物が美味しくなくなり、
食欲不振になる方もおられます。亜鉛の働きは味覚の
働きを助け、体すべての細胞に含まれている約300種類の
酵素の働きを活性化する役割を担っています。

亜鉛不足によって、糖尿病などの生活習慣病や老化を
促すことも分かっています。亜鉛は細胞分裂や細胞内の
核酸代謝にも関係しています。
また、亜鉛が不足するとドーパミン・セロトニンの放出量が
低下して脳の働きが低下します。うつ病では血清亜鉛値が
低く、うつ病の脳波の乱れは亜鉛補給によって改善される
という報告もあり、抗ストレスミネラル
と言われています。

クロムも亜鉛と同様に耐糖能に関係していて、不足すると
インスリンの働きが悪くなります。セレンは、活性酸素の
増加を抑える酵素に必要な微量元素で老化予防に働きます。

それから、若い女性を中心に深刻なのが鉄不足です。
鉄は血液中で酸素の運び役のヘモグロビンの主成分。
足りなくなると貧血などの症状が出ます。国内では月経が
ある女性の7割は慢性的な鉄不足という報告もあります。
これから秋の食卓に上がる和食を思い出し、
約30種類の食品をしっかり食べるように心がけましょう。

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