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201448
沈丁花


今年の綺麗な桜は一気に満開になり、一雨で散り始めました。
気圧・気温変動の大きい季節です。お体に気をつけてお過ごし下さい。

加齢とともに、頻尿・尿漏れ・残尿感などの尿トラブルの方が増えています。
ある調査では、65才以上の方の約78%が、何らかの排尿の問題を抱えて
いることが分かっています。

成人の排尿回数は、1日8回 (昼は6~7回 夜は1回)ぐらいが普通とされて
います。その回数が、2時間以下の間隔で昼間に8回以上、夜間に2回以上、
トイレに行く場合は、頻尿といえます。

頻尿を起こす代表的な病気は、急性・慢性膀胱炎と前立腺肥大症などが
あげられます。
急性膀胱炎は、尿意を感じない程度の尿が膀胱にたまっただけでも強い
尿意を感じて、トイレヘ行きたくなります。男性より尿道の短い女性に多く、
細菌が膀胱へ侵入しやすいからと言われています。漢方薬では、尿道の
炎症に良い黄芩(おうごん)・黄連(おうれん)や利尿作用のある猪苓(ちょれい)・
沢瀉(たくしゃ)などを使用します。この膀胱炎は、抗生物質などを使用されて
いてもなかなか良くならず、慢性化する方もおられます。

下部尿路の炎症に対して主薬は山梔子(さんしし)。これに、黄連・黄芩・石膏・
竜胆などの消炎薬を配合します。
慢性膀胱炎は、消炎作用のある山梔子・黄芩と利尿作用のある滑石・茯苓・
木通などを使用します。代表的な漢方処方薬としては、五淋散(ごりんさん)が
あります。

また、膀胱の粘膜の内側にある間質(粘膜下層と筋層)に炎症が起き、組織が
固くなって膀胱が委縮する慢性の病気で、間質性膀胱炎があります。
40才以上の女性に多く、症状は、頻尿・膀胱の痛み・尿意切迫感です。
この膀胱炎は、尿から細菌が検出されません。
原因としては、
①膀胱の粘膜が変性してアレルギー反応が起きている。
②尿の中に毒性の物質が混じっている。
③膀胱の血流が悪い。

などが考えられています。
漢方薬では、慢性炎症を改善する漢方と血流を良くする漢方を併用して、
症状が改善するまで服用してもらいます。
抗生物質の治療を長年続けられても、なかなか改善されないケースに、
漢方薬がよく効く時があります。ご相談下さい。

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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
がん、アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。

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【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
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