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この暑さは暫く続きそうですが、そろそろ夏の疲れが出始める頃です。

「風邪をひいたり」、「お腹を壊したり」、「うつの様な気分の落ち込み」、「体のだるさ」
など夏バテには十分に気をつけてお過ごし下さい。

前回もお話をしましたが、クーラーや冷たい物で冷え切った体を温めてあげるのが予防の
ポイントになると思います。

1.規則正しい食事。2.睡眠を十分取る。3.お腹を冷やさない。4.適度な運動。

今回より「腸のはなし」をしたいと思います。
腸は食べたものを消化し、栄養を吸収、老廃物などを排泄するだけでなく、
驚きの能力で体全体の健康に深くかかわっています。
小腸、大腸は同じように考えられていますが、その働きはまったく違います。

小腸というのは全長6~7メートルあって人間にとって、非常に大切な臓器。
腸液(消化液)を分泌し、栄養の消化吸収能を持ち、人体最大の免疫機能を持ちます。
この小腸における免疫能が低下すると、風邪をひいたり、病気になりやすくなったり、
外部からの防御が十分にできません。
また小腸の細胞は新陳代謝がとても早く、表面の細胞は常に生まれ変わっています。
そのため例外はありますが小腸の病気はとても少ないのです。

腸内環境のバランスが崩れる原因は、どのようなものがあるのでしょうか?
1.加齢、2.食生活の偏り、3.心理的ストレス、4.病気の時・抗生物質の服用中などによって
善玉菌が減少し、悪玉菌が増加します。

腸を丈夫にして腸内環境を改善する事は、色々な病気の予防や免疫力強化、
アレルギー体質の改善につながります。

腸は植物でいうと、土壌のようなところ。
土壌がよければ根がはり栄養吸収できて、たっぷりの実がなります。


当店へ、色々な疾患の方がご来店頂きます。

まず漢方薬と植物酵素などで腸内環境を良くしてもらい、
体の基本である腸内環境の改善を重要視しています。


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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

食養生も大切にしている
『漢方薬局けんこう屋』にお問い合わせ下さい。
http://www.e-kenkouya.com/リンク
【天寿を生き、心身ともに健やかな人生をあなたに・・・】
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連日猛暑が続きエアコン、扇風機を使用し、冷たい飲食物を摂取されて
いる方も多いと思います。

外で仕事をされている方、スポーツをされている方は熱中症対策で、体を
冷やす事はとても大切。

しかし1日中冷房の部屋で仕事し、お昼は冷たい素麺や冷やし中華、
夜もクーラーの部屋で、冷たいビールやアイスを食べ過ぎて胃腸の
冷えきっている方も多いです。

私たちは海水浴の後、冷たいジュースやビールを飲んだり氷を食べます。

昔は泳いだ後、生姜(ショウガ)汁の入った温かい飴湯(アメユ)を飲んで
冷えたおなかを温めました。
腹巻をして寝るようにといわれた人もいると思います。

夏場に赤痢・コレラ・腸チフスなどに罹ってお腹を壊し、倒れた人も
多かったからでしょう。

「お腹を冷やすな」と昔の人は言いました。

これは、現代医学的に見ても理にかなった事です。

腸管での免疫のしくみを簡単にお話すると、
免疫とは異物の侵入を阻止し、自己と非自己を見分け、異物を排除する
しくみです。

体にとって必要な食物、栄養素は吸収し、害になる細菌・ウィルスは腸管
粘膜のバリアが働き、吸収されず排除されます。

この免疫の働きが上手く、働かなくなると食中毒・消化性潰瘍・大腸ポリープ
などの病気の危険が増加し、風邪、ウィルスや細菌性の疾患にも罹りやすく
なります。

第二の脳と呼ばれる腸は、とても賢く大切な臓器。
腸は免疫を担う白血球の一種リンパ球が約60%存在し、体内最大の免疫
機構と呼ばれています。

この免疫の仕組みを維持しているのが、腸内細菌です。

免疫を活性化する腸内細菌と、抑制する腸内細菌があり、両者のバランスが
保たれていると腸管免疫は正常に働きます。

この腸内細菌、免疫細胞の活性化の為にも、お腹を冷やさないようにする事は
重要です。


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●●腸管免疫の活性方法
1. 規則正しい食事。

2. 睡眠をしっかり取る。

3. お腹を冷やさない。

4. 適度な運動。


★★腸内細菌に良い食品は、

キノコ、海藻、野菜、玄米など精製されていない穀物
発酵食品(納豆、みそ、糠漬け、ヨーグルト、植物酵素)

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夏に冷やし過ぎた体・胃腸をたまには温めてあげましょう。
汗をかきながらのお鍋も良いですね。

9月からの夏バテ予防になりますよアップ矢印:)

8/13~17は、夏休みになります。

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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

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猛暑が続き、熱中症が増加しています。
熱中症になりやすい人となりやすい条件は、あるようです。

<熱中症になりやすい人>
●体力の弱い人(高齢者や子ども)
●肥満の人
●体調不良者
●暑さに慣れていない人
●風邪などで発熱している人
●ケガをしている人

<熱中症になりやすい条件>
●前日までに比べ、急に気温が上がった場合
●梅雨明けしたばかりのとき
●気温はそれほど高くないが、湿度が高いとき
(例:気温が20℃、湿度80%など)
●活動する場所がアスファルトなどの人口面で覆われているところや、
 草が生えていない土地、砂の上などの場合。


暑くなって体温が上がると、体は皮膚の血流量を増やし
汗をかいて熱を逃がし、体温を下げます。

ところが、体内の水分や塩分が不足して脱水症状になると
熱を外に出せなくなり、熱がこもって体の変調を起こします。

■熱中症の重症度■

I度  めまい、たちくらみ、こむら返り

II度  頭痛、吐き気、嘔吐、倦怠感

III度  ふらふらする、立てない、意識障害

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I度~III度の対処

まずは、涼しい場所へ移動。
体を冷やす事です。

I度は、水分・塩分の補給。

II度~III度は

水分・塩分の補給し、首筋・わきの下・脚の付け根・
膝の裏などを冷水や氷で積極的に冷やす。

吐き気、意識ない場合は、顔を横向きに。

早目に救急車を呼びましょう。


■予防法 ■

 まずは何といっても「予防」が大切です!!

○発汗によって失った水分と塩分の補給をこまめに行いましょう!

 のどの渇きがなくても、こまめに水分を取る事。

 アルコール飲料、カフェインを多く含む飲み物は、
 利尿作用があるため、水分補給に適しません。
 水、お茶、ジュース、スポーツドリンクを適宜とりましょう。 


○塩分の補給

 高温での発汗を続け水分のみ補給し続けていると体液の塩分濃度が
 希釈され、ひどくなると水中毒状態へ進行します。

 水分の補給にかかわらず倦怠感を覚えることが多いですが、気がついた
ときには厳しい状況になる事も多いため、早めの対処が望まれます。

 水と一緒に梅干し、塩キャンデイなどがお薦めです!


○睡眠を十分に取る

睡眠不足は要注意です!



高齢者は、屋内でも熱中症を起こす事が多いです。

高温多湿にならないように、エアコン・扇風機を上手に
利用しましょう。


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神戸市中央区で漢方薬の相談薬局。
アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

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梅のはなし

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

梅雨の季節になりました。
これから、湿気が多く蒸し暑い日々が続きますね。

6月といえば、『梅』

果実は、6月頃から熟しはじめます。

青梅を生で食すると、分解して生ずる青酸による中毒を
起こすので、日本では種々手を加えて、梅酒、梅干し、梅酢、
梅肉エキスなどに活用されています。

梅は中国産の樹木で、「古事記」や「日本書紀」にはみられませんが
「万葉集」には数多く登場しているので、かなり古い時代から
日本に渡来したものと言われています。

「梅」を毎日少しずつ食べると、風邪をひきにくくなります。

先日、和歌山県立医大の「梅」に関する研究が発表されました。
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和歌山県立医大は、H1N1型のインフルエンザウイルスの増殖を
抑える物質を、梅干しから発見したと発表した。

梅の産地、和歌山県のみなべ町と田辺市にある梅加工会社計5社が
資金提供し2006年から研究していた。
同医大によると新型インフルエンザ(H1N1型)にも効果が期待される。

世界で初めて見つかった物質で、ポリフェノールの一種という。
エポキシリオニレシノールと名付けた。

同医大の宇都宮洋才准教授(病理学)らは、梅干しのエキスを、
H1N1型のインフルエンザウイルスを感染させた細胞に加える実験を
繰り返し、 有効成分のエポキシリオニレシノールを特定。

ウイルスを感染させた細胞に、 エポキシリオニレシノールを加えると、
約7時間後にウイルスの増殖を約90%抑えられた、としている。

宇都宮准教授は「梅干しを1日に5粒程度食べればウイルスの抑制が
期待できる。 昔ながらの日本食を見直すきっかけになれば」と話している。

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何千年も前から、薬用として漢方薬に利用されていた梅。
現代医学でも、抗ウィルス作用がある事が判明しました。

薬用部位は、実、花、根にあるが、主として実を用いる。

未熟果の果実を乾燥したものが、漢方生薬「烏梅 うばい」です。

薬効は、
鎮咳、去痰、解熱、止瀉、駆虫、清涼収斂作用
あります。

また、抗菌、抗真菌の薬理作用がある事もわかっています。
食中毒の多い梅雨のシーズンには、とても重要な食品ですね。


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うつ病は国民的課題

漢方薬局けんこう屋 (兵庫県神戸市中央区)

新聞報道にもありましたが、先日(5/22)日本精神神経学会などの
4学会の理事長が、

「うつ病を国民的課題として啓発に取り組むべきである」という
提言をまとめました。


「うつ病」などの精神疾患が、「がん」や「心臓疾患」と並ぶ
三大疾患として先進諸国で最優先課題になっている点が重要視
されています。

昨年の厚生労働省発表では、うつ病患者は100万人を越え、
治療の長引く人や若年化傾向も指摘されています。

また、自殺者は3万人を越えています。

社会環境の悪化に伴い自殺や長期休務が社会問題化しており、
心や環境のケアを含めた対策が急務と思います。

「うつ病」は、「がん」についで重大な社会的損失をもたらす
国民病です。


千葉大学の精神科医清水英司教授は、
「運動には脳を刺激して、意欲を増す可能性あり」と言われて
います。

英国では、軽症のうつ病患者にまず運動・カウンセリングなどを
勧めるそうです。
大量の薬づけ医療の弊害は、注意を要する点と考えます。

漢方薬のなかには、軽症の精神神経疾患に良いものがあります。
柴胡(さいこ)、芍薬(しゃくやく)という生薬は、イライラ・緊張を
和らげ、精神を安定化させてくれる薬です。

また、香附子(こうぶし)、紫蘇葉(しそよう)[梅干に入っている
紫蘇の葉]などの組み合わせは、

抗うつ作用があり、感情の抑うつ、精神的緊張を緩めてくれます。

使用する漢方薬は、

四逆散、加味逍遥散、柴胡竜骨牡蛎湯、荊芥連翹湯、
半夏厚朴湯、香蘇散、抑肝散加半夏陳皮などの処方を、体質や
症状に合わせます。

また漢方的な病態の把握では、うつ病になりやすい体質があります。

時間はかかりますが、このような方は体質改善も必要と思います。

依存性がなく、副作用の少ない漢方生薬を組み合わせて、
神経症状を取る方法があります。

ご相談下さい。

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アトピー、子宮内膜症、自己免疫疾患、リウマチなど

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