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テーマは、健康を司る音と水
京都精華大学教授小松先生のコーナー「作曲家のひとりごと」で、60分間対談させて頂きました。
ご興味がある方は、お聞きください。

【アーカイブ】漢方薬剤師鈴木寛彦さんと語る「健康を司る音と水」の話リンク


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私たちは漢方薬局ですが、自社の薬草畑から漢方薬になる薬草を育てています。

「なんで、そんなことをするの?」

と言われるかもしれませんが、これが漢方の一番の勉強になるから不思議です。

師匠である田畑隆一郎薬学博士に教わりました。

例えば、今回は「当帰の湯もみ」作業。人肌程度のお湯につけて当帰を整えていきます。

当帰は婦人薬に使う大切な薬草ですが、良く体を温めるといわれます。

作業して30分、手を付けているだけで全身がポカポカ。

頭で考えてもわからないことが、五感を使ってわかります。

これが、漢方医学のセンスにつながってくるのです。

少しでも本物の漢方薬局を目指して。

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不妊症の患者さんが抱えるストレスは、がんやエイズを宣告された人と同等のレベルと言われています。
体・心・お金・時間の4つの負担がのしかかる中で、治療方針や計画、費用など、シビアな話し合いを夫婦でしなければいけないため、コミュニケーションのハードルはエベレスト級に上がります。
本当は協力し合いたいのに、相手の言い方にカチンときたり、思わずキツく言ってしまったりと、二人の間に大きな溝ができてしまいがちです。

そんなときに活用してほしいのが、本書に載っている妊活コミュニケーション=「妊コミ」です! 自分の気持ちを素直にことばにし、相手が受け取れるように話す。これだけで、二人の関係は大きく変わります。

自分も相手も大切にするコミュニケーションの取り方は、学べば修得できるものです。夫婦で一緒に読める本なので、これをきっかけに「最強のチーム」となって、二人で支え合い、助け合って生きていくためヒントにしてください。

著者はむつみ薬局にも通っていた鈴木早苗さんです。鈴木さんはコミュニケーションの講師を17年されており、その経験をもってしても「不妊治療中に夫やまわりの人に素直な気持ちを伝える」というのはとても難しかったそうです。そこで「他にもたくさんの人が悩んでいるに違いない」と会話のコツを「妊コミ」としてまとめ、一冊の本を書き上げました。

不妊治療経験者かつコミュニケーションの専門家が書いた本というのは他に類を見ません。巷にあふれる「妊活メソッド」や「不妊治療の基礎」本とは一線を画すオリジナリティです。
お悩み事例や具体的なシチュエーションで書かれているセリフシートなど、とても実践的ですぐに使える内容になっています。

また、女性の視点だけではなく男性視点にも寄り添っているので、性別問わず違和感なく読むことができます。ぜひ書店やアマゾンでお買い求めください。おすすめします

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 皆さんは、いつも変わらない習慣はありますか?私は、自分の身体の変化をすぐに察知するため、その手段としてヨガを使っています。ヨガは、変わらないけど、私の身体は毎日変わります。今日は身体が動く日、今日は腰が痛い日、今日はがんばれそうな日、毎日の身体と心の変化をヨガではかることができます。
時間がないことを理由に、ヨガをしない日が続くと変化がわからない上に、なんだか毎日重だるい気がします。ヨガは、毎日の健康管理とともに、健康維持もしてくれているのだと実感します。
ヨガの中には、ラジオ体操のような、決まった動きを行う「太陽礼拝」と呼ばれるものがあります。ラジオ体操と違う点は、呼吸とともに動くことです。足や腕だけではなく、呼吸をすることで肋骨が動き、肋骨とつながる背骨の筋肉まで動かされるので、身体の隅々までほぐしていきます。
 私は、漢方を学ぶ中で気づいたことがあります。忙しい日が続いたり、ストレスがあったりすると肋骨の下が硬くなることです。漢方の相談中に、肋骨の下に指をいれ、胸の方に向かって押してくださいといわれたことがありませんか。これを行うと、いつもスッと入る指が入らず、痛みのような押されたくない感じがします。これを漢方では、「胸𦚰苦満(きょうきょうくまん)」といいます。この状態になるとすぐに柴胡桂枝湯を飲み始めます。すると、身体の重だるさがとれて、楽になるのがわかります。もしかすると、慌ただしさから深呼吸をすることを忘れ、肋骨が動かず、腹部が硬くなってしまったのかもしれません。
 身体の変化にも気づけるように、変わらない習慣をもち、変わるものに気づくことが自分の健康を維持するために、大切なことです。ヨガで行う「太陽礼拝」を行いたい方は、相談時、担当薬剤師にお話しください。一緒に行う太陽礼拝の動画をQRコードでお渡しします。
朝一回深呼吸をする、ラジオ体操をしてみる、伸びをする、散歩する、なんでもいいので、1つ変わらない習慣をみつけてみてください

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 少しずつ春めいてきましたね。これから、いろいろな花が咲き、鮮やかな新緑に生命力を感じる季節です。山が笑うという言葉、なんてイメージに合った表現なんだろうと思いませんか?遠近法のように、遠くの山より近くで見る緑色が鮮やかなためか、春にドライブすると何種類もの緑色で彩られた山がせまってくる感じがして驚くほどの迫力ですよね。
 人間の目のセンサーが光の三原色に対応する赤・緑・青の3種類なので、いろいろな色が見分けることができます。それに対し、鹿などの草食動物は緑と青の2種類のセンサーです。緑と黄色は見分けることができますが、オレンジと緑を見分けにくいそうです。オレンジは人間の目には目立つのですが、鹿からは分かりにくいので、猟友会の方はオレンジのベストを着ているのですね。新芽を食べるのが好きな鹿ですが、新芽の黄緑は、黄色が強いのでよく見つけることができるのでしょうか。鹿は新芽でもワラビはあまり食べないようです。とても苦いからです。多くの植物は、動物に食べられないように、苦味物質を蓄えています。反射的に苦いものを吐き出すようになっています。人間はアク抜きをすることでワラビを食べることができますが、ワラビは、ビタミンB1を破壊する酵素(チアミナーゼ)を含んでいるので、ていねいにアク抜きをする必要があります。
 人類は気候変動があって新しい土地に行ったとき、今まで食べたことがない食べ物を手当たり次第食べました。苦いものの中には体に害があるものもありますが、人類は、体に良い苦みはおいしいと思うようになり、食欲が促されるように進化しました(情報司令部と言ってもいい眼窩前頭皮質と呼ばれる場所が関係しているそうです)。大人になるとワラビなどの山菜やフキノトウなど苦みがおいしく感じますよね。苦い物には、体内の毒素を出す効果があります。子供のころ苦みをおいしいと思わないのは、体に毒素がたまっていないからとも考えられます。
 春になると暖かくなり、新陳代謝があがり冬にたまった体内の悪いものが浮き上がってきます。それを山菜などの苦みが出してくれるので、是非食べてみてください。‘つくし‘もその一つですね。また、春は耳鳴りの相談が多くなる季節です。浮き上がってきた毒素で血液が汚れ、血の循環が悪くなることで耳鳴りが起こります。
春はその毒素を出すチャンスなので、山菜を食べ、身体を動かし、漢方を飲んで体内の悪いものを外に出してしまいましょう。


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