「PKを外すことが出来るのは、
PKを蹴る勇気を持った者だけだ。」
ロベルト・バッジョ(イタリア)
PKというのは、サッカーにおける一シーンの事ですね。
静止した状態から始まる、キーパーとの1対1。
成功して当たり前、失敗すると非難の対象という、
得点が決定的であるが故のプレッシャーが物凄い場面です。
言葉の持つ意味は、それを受け取る側の心持ちで
千変万化すると思いますが、自分はこの言葉は、
失敗を恐れない事の重要性を語る言葉だと思いました。
資本主義の考えが浸透し、
とかく成功者や、その筋の一番だけが評価され、
結果だけがもてはやされますが、
成功した人、その筋の一番の人は、
そこにたどり着くまで、幾多の失敗を乗り越えた人なのだと思います。
この言葉を発したロベルト・バッジョは、
イタリアのサッカーの名選手。
ワールドカップ優勝のかかったPKで外した同国選手に、
かけた言葉と言われていますが、
同じ経験を味わいながらも、それを乗り越えた彼の言葉は、
とても重く感じられました。
PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけ。
失敗を恐れずチャレンジする、その姿勢こそが大事なのだと、
自分は感じました。
クスリのらくだ 峯村 哲徳 (薬剤師・国際中医専門員)
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更新日: 2011/11/18 |