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■痛風の原因は腸にもあった?新たに発見された痛風の仕組み

2012年4月4日(水)に、読売新聞オンライン版で、
痛風の原因が腸内環境にもあった、という研究が発表されました。

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■痛風の発症、腸管の排出機能低下も影響

痛風の原因となる高尿酸血症の約3割は、
腸管(小腸)の排出機能が低下して引き起こされることを
東京大、東京薬科大などの研究チームが突き止めた。

読売新聞オンライン版より一部抜粋

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120404-OYT1T00168.htmリンク

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痛風について簡単に説明しますと、以下の通りです。

○痛風の症状・治療法

・尿酸値が高い状態が長きにわたり続いたことで、
 関節に尿酸の塊ができ、関節に急激な炎症を引き起こす病気。

・痛風発作と呼ばれる激痛で有名な病気で、
 主に足の親指の付け根などの足の関節で発症することが多い。

・発作時はコルヒチンや、ステロイドを除く消炎鎮痛剤を用いる。

・予防や再発防止には、尿酸値のコントロールが重要で、
 尿酸を過剰に作らせない・尿酸排泄を高めるといったケアを、
 患者の体質に合わせて行う


▼痛風の原因「尿酸結石」の画像(関節液内)▼
800px-Fluorescent_uric_acid


※画像はwikipedia「痛風」のページより
※画像の著作者:http://commons.wikimedia.org/wiki/User:Bobjgalindoリンク


○痛風の背景・特徴

・痛風は、戦後急増した疾患の一つで、現代の日本においては、
 日常臨床でも遭遇することの多いありふれた疾患。

・痛風は、患者数を男女で比べてみると、男性が圧倒的に多く、
 女性1人に対し男性20人という割合である。

・痛風は、年齢的には、30~40代(の男性)が多い。 

・尿酸は関節だけでなく、腎臓や尿路にも蓄積する。

・痛風患者は高血圧・高脂血症なども患っているケースが多い。

参考:医学書院「医学大辞典」
   P1673 「痛風」「痛風性関節炎」の項

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尿酸値が高い状態が続くことで生じる痛風ですが、
その尿酸値に、腸の働きが関わっている事が判明されました。

尿酸値が高い原因として、大きく分けて

・尿酸の元「プリン体」を多く含む食べ物の過剰摂取

・体内でプリン体を過剰に作ってしまっている

・体内で出来た過剰なプリン体を十分に処理できていない

の3点が考えられ、中でも、

「体内で出来た過剰なプリン体を十分に処理できていない」
というのをより詳しくみてみると、

・過剰なプリン体を「分解」する働きが弱っている
・過剰なプリン体を「体の外に排泄」する働きが弱っている


ということになります。

この「体の外に排泄する」のは、
今までは主に腎臓が関わっているとされてきたのですが、
今回発表された研究で、尿酸を下げるには腎臓のケアだけでは不十分で、
腸の働きに対するケアも欠かせない、という事ですね。


■まとめ

・尿酸値が高い状態が長く続くと、突然関節に激痛が走る病気
 「痛風」の原因になる

・痛風は女性に比べて約20倍男性がなりやすく、
 30~40代の発症が多い

・痛風を予防するには、以下の様な方法で尿酸値を低く維持する必要がある。
 ・尿酸の材料「プリン体」の過剰摂取を避ける
 ・体内で尿酸が過剰に作られるのを抑える
 ・尿酸の分解・排泄を高める

・今回の研究で、尿酸の排泄には、腎臓の働きだけでなく、
 腸の働きも重要であることが指摘された
 ←New!!

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■最後に

先ほど紹介した読売オンラインの記事には、この様な記述もあります。
(以下抜粋)

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  高尿酸血症は現在、腎臓の尿酸排出能力が低下する
  「排泄(はいせつ)低下型」と、
  体内で尿酸を多く作り過ぎる「産生過剰型」に分類されており、
  その混合型も多い。

  今回の結果で、産生過剰型の多くは尿酸を作り過ぎるわけではなく、
  腸管の機能低下が原因と考えられるという。

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今までの治療で、尿酸値がなかなか改善されなかった方は、
腸の働きに対するケアが不十分だった可能性があります。

・食べたものがなかなか消化しない
・ちゃんと食べてるつもりなのに体重が増えない
・一日3色食べているのに疲れ易い
・食べると眠くなる


といった方は、腸の働きが落ちている可能性がありますが、
いずれも漢方薬などでケアできる範囲です。
気になる方は、お気軽にご相談くださいませ。




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