去る2018年5月15日(火)に、当らくだにて、健康セミナーを行いました。
テーマは「元気の気とATP」でした。
今回の参加者様は3名でした。
今回はらくだセミナーの常連さんであるIさんからのリクエストで、
「最近どうもやる気が出ない」
という事でしたので、テーマを「やる気の気」という事で開催させて頂きました。
「気」というのは、元々中国医学の考え方で、体全体を動かす力のある、目には見えない、けど物質として存在する微小成分、といった風に定義されております。
中国医学では、多岐に渡る気の働きをそれぞれ分類化しており、それぞれ「栄養」「推動」「温煦」「固摂」「防御」「気化」といった風に細分化されております。
この中でやる気の気に一番近いのは「推動」で、体の働き・正常な機能を推し進める働きですね。
気は前述の通り多岐に渡り、気の働きの衰えも同時に多岐に渡る症状の原因になります。
気の衰えが具体的にどのような症状に繋がっていくか、というお話もさせて頂きました。

▲この所やる気が出ない…「気」の「推動作用」が衰えてる?▲
●東洋医学の「気」≒西洋医学の「ATP」
「気」は中国(東洋)医学の考え方に基づいておりますが、西洋医学的にも「気」の働きに通じる存在があります。
いわゆる「ATP」と呼ばれている物質です。
今回は生体内で最も重要といえるのに、一般の方にはほとんどなじみのない、この「ATP」についても触れてみました。
ATPは「アデノシン三リン酸」の略称で、体内では「生体マネー」と呼ばれる、体内における最重要物質のひとつです。
人体の働き、つまり各臓器の細胞の働きの大半は、ATPによるスイッチが入る事でスタートする為、
「生体マネー」という異名がついているのです。
このATPは、私達の食事では主に主食として食べている、「炭水化物(ご飯・パン・麺類など)」が原料となっております。
「気」という文字は昔は「氣」とも書かれており、いわゆる気(元気)は米から生まれるものだ、という事を古人は知っていたのでは?という事が伺えますね。
今年の1月のセミナー「代謝アップ」で、炭水化物がATPになるまでの1工程である「解糖系」についてお勉強した事もあって、今回は解糖系の次のステップである「TCAサイクル」についても簡単にお勉強しました。

▲「ATP」ほど重要で、かつ一般の方に馴染みのない成分も珍しいですね▲
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