７０歳代　女　２０１３・１・２５
「私はこれさえなければ幸せ一杯」という女性は、僕に症状を説明するときに一瞬言葉が詰まって、連れてきてくださったお嬢さんも僕もどきっとした。それだけ本人にとっては辛いのだ。口が渇くという訴えはなかなか他人には分かってもらえない。日中はともかく、夜に口の渇きで眠れずに、枕元に用意した水を夜通し含み続けるのはさぞかし辛いだろう。医者で色々な治療をして貰っていたし、この半年くらいは医者で漢方薬も貰っている。２週間漢方薬を飲んでもらっただけで７割解決した。もうほとんど辛くないそうだ。あまりに幸せになりすぎて、気の強い人間にはならないようにお願いしておいた。

７０歳代　男　２０１３・１・２４
前立腺肥大のために毎晩４回くらいオシッコに起きる。その都度又すぐ眠りに入れればいいのだが、なかなか寝付けない。漢方薬を飲み始めて２週間になるが、回数も少し減ったような気がするがそれよりも、再びすぐに眠りに入れることが嬉しいそうだ。不思議だ不思議だと繰り返していた。

５０歳代　女　２０１３・１・２３
「前回は風邪薬、ありがとうございました。たいへんよく効きました。（感冒３号）　あまりに早く楽になったのでびっくりでした。いつも風邪が長引いて病院の薬を飲まないと治らなかったので強い味方が出来てうれしいです。」
手元に置いていてくだされば、風邪なんて簡単に治る。３日飲んでも僅か９００円だから経済的負担もないし時間もとられない。これが医者に掛かれば国の金を医者で１万円近く、薬局で５０００円近く使うことになる。国の財政が破綻するのも当たり前だ。室町時代でも治すことが出来ていたのにどうして平成の時代にそんなに金を使ってしか治すことが出来ないのだろうといつも不思議に思う。

９０歳代　女　２０１３・１・２２
夜中に奇声を上げたり徘徊をするから、嫁は家を出て行ってしまった。残された息子さんが相談に来た。娘もまいってしまって何とかならないかと言うことだった。ボケ自体は治すことは出来ないが、周辺症状は結構改善できるから、眠るための漢方薬と、両方作って飲んでもらった。すると２週間もしない内に夜は朝方まで熟睡するようになり、一緒に畑の草むしりをするくらいの意欲も出てきたらしい。又久し振りに笑顔も出たらしい。とても喜んでくださって、又今日漢方薬を取りに来た。

７０歳代　女　２０１３・１・２１
結局は突発性難聴を完全に漢方薬だけで治してしまった。２０年くらい前にやはり同じ病気をやっていて耳鼻科で治療を受けたのだが、７割方しか回復しなかったので、今度はまっすぐ僕の所に来てくれた。こちらも責任があるから緊張したが、１週間分の漢方薬を５回分で完全に元通りの聴力に戻った。本人は２回目だからもう慣れていたのか、深刻そうには見えなかったが、こちらは完全に治ってくれてほっとした。まさか突発性難聴が漢方薬で治ると思っている人などいないのではと思うが、古人はちゃんとそれに太刀打ちできる漢方薬を考えていてくれたのだ。