４０歳代　女性　
恐らくご本人も気づいていないのではないか。僕はそう理解するしかないと感じたが、悲しいかな単なる薬剤師だからそれを医学的に証明は出来ない。ただし２週間服用していただいて、症状が全く出ないばかりか少し太ったくらいだから、僕の勘は当たっていたのだと思う。
　１４年前に扁桃炎を起こし虫垂炎もした。それ以来、排卵期や多忙で疲れたりした時に必ず、食後下腹部が痛み、粘液便が出て、倦怠感で横になる。こうなると絶食しか治す手段がない。
これを繰り返している。
若いのにいぼがよく手に出来ると言う特徴を持った方。
僕は「何かのウイルスの残党が生き残っている」と判断し煎じ薬を２週間飲んでいただいた。するとこの２週間、ほとんどお腹に関する不快症状はなかった。おそらく僕の勘が当たったのだと思う。検査しても出ないだろうが、このような考えで作った煎じ薬で救った方は意外と多い。

４０歳代　女性　２０２４・１０・３１
２週間前に子宮筋腫の相談に来られたが、すでに１０ｃｍあるので、漢方薬でも無理は無理。今までミニピルで過ごしていたらしいが、筋腫が出来てしまった体質的な理由は放置したままだから、次にどんな症状がやって来るか分からない。
問診をすると毎朝手がこわばって痛みも感じるらしい。リウマチがすでに芽吹いているかもしれない。そこで筋腫の煎じ薬を作るのは当然だが、即その薬がリウマチの予防にもなるから真面目に飲んでみてと頼んでおいた。
２週間飲んでかっちりとやって来た。右手のこわばりは少し減って来た。丁度生理にあたったのだが、「そういえば血の塊がなかった」と言っていた。１２０分の１４、今血液は新しくなって、こんなに変化を始めたのだから期待できる。

３０歳代　男性　
会社を辞め背水の陣で、ある試験を受ける。母親曰くかなり難関らしい。
１２月に試験が迫って来たので、昔あったチックが出だし、毎日何回もお通じがあり腹痛も繰り返す。
２週間服用していただくと、寡黙な息子さんらしいが、お腹が痛いのと何度も排便があるのがかなり軽減したと白状？したらしい。お母さん曰く、顔色が良くなりつやが出てきたそうだ。母親ならでの観察眼だろう。
今日は１か月分所望された。

「体脂肪だけを減らせる持久力運動」
　何て魅力的な見出しだろう。今朝送られてきた医学情報誌に載っていた。
　ラヴァル大学（カナダ）のJean-Pierre Despres氏らによる研究で、持久力運動により、体脂肪だけを効果的に減らせることが分かった。肥満予防にはカロリー制限よりも、身体的に活動的なライフスタイルを促進することが重要だと結論付けられている。人間はできるだけ食べないようにするのではなく、身体的に活動的になるように設計されているそうだ。
　実験ではある運動を１週間継続してもらったらしい。その結果、体重は約1％減少し、BMIも低下（－0.3±0.3）したものの、わずかな変化に抑えられていた。それに対して、全身の脂肪量は約9％減少し、内臓脂肪量は14.6％減少、ウエスト周囲長も有意に低下していた。さらに、除脂肪体重は1.2％増加し、総コレステロールは20％以上低下、トリグリセライド（中性脂肪）に関しては40％近く低下し、また血圧も大幅に低下していた。
　どんな薬より効果的だし、劇的と言ってもいい。持久力運動は、若くなくてもできるから全世代を通して恩恵に与れる。肉体同士ぶつかり合ったりしないから怪我の心配もない。みんなでやって、みんなで元気になろう。たった、7日間で1,440kmのロードサイクリングを行えばいいのだから。１日２００Kｍ余りだ。２００㎞と言えば牛窓から京都。１週間通して漕げば１４００㎞先の函館に着ける距離。
　さあみんな、がんばろう。

４０歳代　男性　
体重が３桁ある方が膝が痛くて、ダイエットの為にも歩けばいいのだが、歩けなくて負のスパイラルに入っていた。
ダイエットと膝痛の漢方薬を併用してもらっていたら、膝の方が早く効果が出てきて、ウォーキングが出来るようになった。３桁でも良く効くものだ。