• お問い合せ
  • サイトマップ
  • 個人情報保護
  • 交通アクセス
  • 漢方薬 漢方薬局 薬店のことなら きぐすり.com
  • ホームへ
  • 店舗紹介
  • 相談方法
  • よくあるご質問

20歳代 女性 (過敏性腸症候群 ガス腹型)
前回から少しガスが減った感じがしてます!
便の硬さは硬かったり緩かったり日によりますが、
前より緩い頻度が減ったと思います!
散歩も少しずつですがするようにしてます。

50歳代 女性 (過敏性腸症候群 ガス漏れ型 不眠)
最近はほとんど疲れを感じないで過ごせています。
おかげさまで、以前に比べると、体もかなり元気になりました。ありがとうございます。いつものお薬と寝る前のお薬をお願いいたします。

 人が持っている強い免疫には抗体が活躍する液性免疫と、細胞が直接ウイルスの排除にかかわる細胞性免疫がある。
 前者は1つの細胞がたくさん免疫を作るので効率よくウイルスを除去できる反面、少しでもウイルスの表面が変位すると結合しにくくなり効果が弱まる。
 一方、細胞性免疫の主役のキラーT細胞はウイルスに感染した細胞を見つけて細胞ごと破壊するパワフルな細胞だ。
 新型コロナとの戦いでこのキラーT細胞が重要な役割をはたしている(あらゆる変異株に対処できる)という研究成果が相次いでいる。
 英国ユニバーシティ、カレッジロンドンの研究グループによると新型コロナに感染後、軽症もしくは無症状で済んだ人の血液を分析したところ、感染後早い時期にキラーT細胞が増殖していた。キラーT細胞が初期に増殖できた理由は「普通の風邪を起こすコロナに感染した記憶が残っていた」からと可能性を指摘している。
 
 なんとなく僕はずっとこのような研究発表を待っていたような気がする。田舎薬剤師が思いつく程度のことを公にするのは心苦しいから、薬局に来る人に雑談程度に話していた。僕は45年間、職業柄多くの風邪ひきさんと接してきた。とくに僕の薬局は、薬局製造業と言う免許があり、薬局しか作ることができない風邪薬を作っているから、材料から包装から全部自前で三日分900円と言う安さで作れる。これが結構効くから利用してくれている人が多い。多い時には1日10人以上取りに来たりする隠れたヒット商品だが、僕を含めてそれで何年も、いや何十年もインフルエンザや風邪で病院に行ったことがない人が多い。それらの人は、多くの場合それを飲んで早ければ当日、遅くても三日以内に自分で治している。と言うことはコロナ風邪もおそらく何回も何十回も過去に自力で治しているのだ。それで免疫が付かないわけがない。新型と言うから何か未知なるものと考えてしまうが、風邪なんて毎年引いているのだから、その中の何回かが新型コロナだったとしても不思議ではない。分析する能力がなかった戦後からつい最近まで、騒ごうにも騒ぐ材料もなく「今度の風邪はよく移るよ」と言っていたのがその時々の新型コロナだったのではないか。
 毎日の恐怖の垂れ流し報道から逃れるにはかなりの勇気がいる。その上、「免疫を落とさないために疲れないで!早く寝て!」などと専門家もマスコミも口にしない。体力を消耗せずに、免疫力を維持し、コロナを予防したら困るんかい?

50歳代 女性 (過敏性腸症候群 ガス腹型)
お腹は以前に比べると嘘のように調子は良いです。良くなると逆に以前がどうだったか忘れてしまいますが。毎日苦もなくスムーズに排便出来ます。夜にガスが溜まる以外はだいぶ改善したと思います。まだまだ続けていきます。

30歳代 女性 
この2週間は先々週よりも持ち直しました
あと生理がちゃんと30日間隔で来るようになりました!
30日前後で来るのは久々だったと思います
ありがとうございます

80歳代 女性 
 隣町から20分、90歳代のおじいさんが、80歳代のおばあさんを軽四トラックに乗せてやってくる。農家には必需品の車で、運転席の真下も見えるほどだから運転はいたってしやすいが、ぶつかったら即死だから僕なんかこわくて乗れない。ただこのあたりの農家や漁師の家では必需品だ。もっとも牛窓町内は、制限速度が30㎞のところも多いから、ぶつかっても死なないとは思うが。
 二人はまだまだ現役で、イチゴ農家の息子さんを助けている。90歳前後の夫婦がどのような作業を受け持って手伝っているのかわからないが、しばしば腰を痛めて漢方薬を取りに来る。しかし長年農業で鍛えているからだろうが、回復力もまだまだ十分あって、今回も2週間分で7割くらい改善して、あと3割治すために今日もまた漢方薬を持って帰った。
 ここまではいつもながらの光景だが、今日はここから一つの小さな物語が待っていた。
 僕は夫婦が出て行ったあとすぐに、県外に郵送する漢方薬を作り始めていたのだが、何やら娘夫婦が薬局の外で老夫婦と話をしていた。そして婿が薬局に入ってくるなり、車の整備工場に電話をしていた。なんとエンジンがかからなくなったそうだ。
 10分くらいして我が家がお世話になっている整備工場の方がやってきて、あっという間にエンジンを始動させてくれた。どうしてそれができたのかわからないが、あっという間だったらしい。 
 ずっと調剤室にこもっていたので成り行きはすべて妻から教えてもらったのだが、整備工場の方はお金を頂くようなことはしていないと言って帰ろうとしたらしい。ところがそれでは気が済まないご夫婦は代金を教えてほしいと迫ったが結局は提示されなくて、仕方なく1000円受け取っていただいたみたいだ。
 その後ご夫婦が薬局に入ってきて、今度は整備工場に電話をしてもらった電話代を払うと言われた。もちろん家族のだれもいただくことはできないと断ったのだが、これもまた気が済まないみたいで、押し問答していた。結局妻が、携帯電話で整備工場には電話をしたと言うことにして、安心して帰ってもらえた。
 僕はこうした人たちに支えられ、こうした人たちのために勉強をし、こうした人たちのために働いて来たんだと改めて気付かされた。とても自分に合っている職業とは思えなくて、仕方なく牛窓に帰ってきたが、今思えば田舎の善良な方に育ててもらい、幸せな薬剤師人生だったと思う。
 いみじくも昨日、ある30年来の常連の女性に「楽しそうじゃん!」と言われた。そんなことを平気で言えるような関係があるにしても、そんな風に見えているんだと興味深かった。「へーえ、そんな風に見えるの?」と答えたが、その通りで45年間楽しかった。失意のうちに牛窓に帰ってきたのに、今思えばその失意はほとんど帰ったその日だけだったと思う。
 人口数千人の町でつぶれない理由は、毎日、薬局の中でこうした小さな物語が生まれているからだと思う。ありがたいことに、心優しき出演者が何千人もいてくれる。


Copyright© Sakaemachi-Yamato Pharmacy. All Rights Reserved.