暑い夏が終わり、涼しい秋風が吹く季節になりました。
古来より秋は肺の臓器と深い関係があり、秋口の乾燥と冷たい空気は大敵です。まず口や咽喉の乾燥から咽喉痛の風邪になり、そして扁桃腺炎をおこし、喘息や耳の炎症へも移行しやすくなります。春の風邪と違い秋の風邪はいつまでも咳が出て長引きやすいのです。
のどの乾燥や痛みには梨を絞ったジュースや、漢方丸剤が有効です。マスクや首の回りにマフラーをまく事で冷たい空気から守る事も大切です。
また、この時期は痔が悪化しやくなります。一例を挙げてみました。
○長年の痔で悩む50代の女性
中肉中背で毎年秋口から悪化し、患部が痛み出血する。血液うっ滞を取り除き血流を改善する漢方薬に、出血を止める漢方粉末を併用して一カ月服用し、痛み、出血が減る。六カ月服用でほぼ完治する。現在も予防をかねて、血流を改善し疲労回復作用の自然薬を常備薬として服用中。
その方の体質に合う様に調合した漢方薬を服用する事により、気管支炎、喘息、痔等、根本的に体質改善する事が出来ます。一人で悩まず御相談下さい。
秋は冷たい風に注意を!
漢方薬局 さくら薬草店 (埼玉県川越市)
更新日: 2009/08/28 |