冬の寒い時期は、体への影響が大きく、いろいろな病気が出てきます。
冷たい乾燥した空気が気管に入り炎症をおこすのを温病(うんびょう)といい、
喉(のど)がカサカサしたり声がれ、痛み、痰や咳が長引きやすくなります。
また夜間尿の回数が多く、膀胱炎や腰痛など冬は腎機能が衰えます。
腰痛や膝痛で、お風呂に入ると回復するのは、冷えが原因ですので、漢方薬で
比較的早く快方に向わせる事ができます。
また二月末頃から現われる花粉症(アレルギー性鼻炎)は、鼻水やくしゃみに
小青竜湯が有名ですが、鼻づまりや鼻血がある場合は、風治散(ふうじさん)顆粒を併用すると効果があります。
当店では最近、長年の間手の湿疹(主婦湿疹)で悩んで来店される例が多く
あります。
先日も30代で一児のお母様が来店されました。手のひらが赤くひびわれ、
膿も出て痛々しく水でもしみる状態でしたが、漢方軟膏と免疫力を高める湿疹の
漢方粉末 四ヶ月服用で、ほぼ完治しました。
いずれの場合も、体に合わせた漢方薬で根本から改善する事をおすすめ
いたします。あきらめずに御相談下さい。
冬におこる病気のいろいろ
漢方薬局 さくら薬草店 (埼玉県川越市)
更新日: 2010/02/02 |