36度以下の低体温の女性というのも最近は多くお見かけ致します。
こういった女性は女性ホルモンの働きが活発ではないので冷え性対策が必要です。お腹、へそ下、仙骨、太もも辺りが冷たくなっているケースが多いので重点的にケアします。
冷え症のケアというと、カイロ、厚着などを考えがちですが、このように外側から温めるのは逆効果ですのでご注意ください。
体表を温めることは、結果として深部の血流の不足傾向を生みます。冷え症は体の中から温めることが必要です。漢方と鍼灸の組み合わせでケアをすると、体の中から温まっていく感じが実感できるはずです。
「ひょっとして不妊症かな」と悩んだ時、高度医療の方が力強い、わかりやすいというイメージがあるようです。自分の不妊の原因がどこにあるのかを診るのには高度医療がとても役立つと思います。
しかし、そこにあまりにも大きな期待をかけすぎず、あわせて自分の身体を大切にすることや、夫婦のタイミングの取り方、生活の仕方を振り返ってみる必要があるのではないでしょうか。
基本をないがしろにして高度医療を受けるのは本末転倒な気がします。
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更新日: 2019/05/17 |