前回は男性にチェックしてほしい項目を上げましたが、その中でも特に睡眠の質が重要で、眠りが浅い、夢をよく見るなど睡眠の質がよくない方は体内の血流に障害が出やすいのです。体内時計という言葉を最近よく耳にしますが、生活習慣の乱れは精子の質に重大な影響を与えるのです。
体の部位では、ふくらはぎが硬かったりむくみがあるのは骨盤内の血流が悪いことから起こります。
骨盤内血流が悪くなると精巣の血行も悪くなるので、造精子障害になりやすいのです。
これは男性不妊だけでなく、女性不妊にもあてはまることです。女性の骨盤内血行が悪ければ、卵巣や子宮にダメージが起き、いい卵ができない、着床障害や発育障害が起こり得るからです。
不妊かもしれないと思ったら、その原因が男性であれ女性であれ、当事者だけでなく、夫婦一緒に中医師に相談し、漢方や鍼灸で妊娠しやすい体質改善をしましょう。誠心堂では「三焦調整法」を行ってから補腎薬などの漢方薬を服用するので、より効果的な治療を受けることができます。
現代人はストレスにさらされた毎日を送っています。メンタルが強い人でも知らず知らずのうちにストレスがたまっているということは少なくありません。そのせいか夫婦生活が少ないカップルも多いのも現状です。妊活中なのに夫婦生活が月に1回という夫婦もいます。
タイミング以外で夫婦生活があるような関係になるために、体調管理はとても大切なことだと思います。
妊活中の夫婦生活は月に5~6回は必要です。できたら排卵の3日くらい前からは1日おきくらいの回数がりそうです。
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更新日: 2019/05/07 |