今回は、出産アンケートを取り上げていきたいと思います。
相談前、自律神経失調症で悩まされ、様々な症状がありましたが、漢方の服用を続けることで体調を整え、ご妊娠・ご出産となりました。
是非ご覧になって下さい。
こんにちは。
今回は、出産アンケートを取り上げていきたいと思います。 相談前、自律神経失調症で悩まされ、様々な症状がありましたが、漢方の服用を続けることで体調を整え、ご妊娠・ご出産となりました。 是非ご覧になって下さい。 |
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更新日: 2021/08/08 |
女性不妊で相談に来店される方が多いですが、中には男性不妊の相談で来店されるお客様もいます。
男性不妊と言っても原因はいくつかあり、今回はその中の一つである無精子症を取り上げていこうと思います。 無精子症とは 精液中に精子が全く見られない状態のことです。 診断: 精液検査で精⼦が確認出来ない場合、無精⼦症の可能性があります。 2回の精液検査で2回とも精⼦を確認できない場合に無精⼦症の診断となります。 割合:⼀般男性の約1%。男性不妊の場合では約10%でみられるとされています。 無精⼦症のタイプ ・閉塞性無精⼦症:精巣で精⼦が作れているが、通り道が詰まっていてでてこない状態 ・⾮閉塞性無精⼦症:精⼦がうまく作れない状態 原因 不明確なことが多い。 ただ、精巣超⾳波、⾎液中のホルモン検査、染⾊体検査、遺伝⼦検査などを⾏うことにより、分かることもある。 分かったとしても染⾊体や遺伝⼦検査で異常があった場合、それを治療により治すことはできない。 子どもをもつことは可能か否か? 精巣の中の精⼦を回収することができれば、その精⼦を⽤いた顕微授精で⼦供を持つことは可能です。 精⼦回収の可能性については、術前に閉塞性と診断された例で90%、⾮閉塞性と診断された例で30%とされています。 顕微授精 原則として手術療法が唯一の治療法 閉塞性無精⼦症、⾮閉塞性無精⼦症のいずれにおいても特殊な例を除き、西洋薬物療法の治療による改善の⾒込みはほとんどなし。 ・閉塞性無精⼦症:可能であれば精路再建術、再建不能なら精巣精⼦採取術+顕微授精 ・⾮閉塞性無精⼦症:精巣精⼦採取術+顕微授精 漢方薬での治療は? ・精子が運ばれる経路が物理的に詰っているような症例は、漢方薬での治療は向いていない。→手術などの西洋医学的療法を優先。 ・遺伝的原因などによる完全な無精子症も漢方の適用にはなりません。 しかし、無精子症でも正常な精子を作る能力が残っている場合は有効なケースがあります。 受精後約6日かけて分裂して孵化した後着床するのですが、この受精卵の分割には精子の質が関係していることが分かってきました。 体外受精をしても、なかなか分割が進まないケースや、受精卵の質が上がらないケースには男性へのケアも必要で、漢方と鍼灸の併用が効果的です。 精子の質を上げるために補腎薬や鍼灸治療でも腎経のツボを刺激し、精巣への血流量を高めます。 あとは、飲酒やストレス、食習慣、体温管理(熱がこもりすぎないようにする)にきをつけるようにしてください。 以上です。 ご一読ありがとうございました。 |
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更新日: 2021/08/01 |
こんにちは。
今回は、晩婚化による男性不妊についてお話したいと思います。 少子高齢化、晩婚化など様々な理由から不妊症が増加していますが、不妊原因は女性だけでなく、男性にもあります。 男性不妊が多くなっているのが今の現状です。 WHOの発表では、男性に不妊原因がある割合は全体の24%、男女ともに原因がある24%を加えると、約半数が男性に不妊原因があるケースということになります。 だいぶ前ですが、1998年~2011年の間で男性の精子の数と運動率は全体で20%も低下しています。 男性も女性と同じように加齢によって精子の質が悪くなります。 中医学では女性は7の倍数、男性は8の倍数で体が変化し、女性は21歳~28歳、男性は24歳~32歳がもっとも生殖機能が強いと言われています。 日本生殖器医学会では、30代の精子と50代の精子を比較したところ、精液量は3~22%、精子運動率は3~37%、精子正常形態率は4~18%低下すると報告されています。 また、男性が35歳を過ぎると、生殖補助医療による出産率が低下し、加齢の影響で自然流産の確率が上昇するということも報告されています。 自然妊娠に与える影響では、男性の40%以上が女性の30歳以上に相当するという報告もあります。 男性不妊の増加は加齢による精子の質の悪化だけでなく、生活環境によるものも少なくありません。 精巣は卵巣と同じように血管から栄養分が補給されていますが、精巣動脈は、直径1mmほどのとても細かい大きさです。 そのため、ちょっとしたことで血流が悪くなり、精巣に影響がでやすいです。 長時間座ったままのデスクワーク、PCなどから出ている電磁波、ストレス、喫煙による活性酸素などから血流が偏ったり悪くなっている男性が増加しています。 そのために精巣に血液が滞り、結果として精子の質が悪くなっている男性が多いと考えられます。 これが原因で若い男性でも精子の数や運動率が下がっていることがあります。 以上です。 最後までご一読ありがとうございました。 |
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更新日: 2021/07/31 |
人の体内には様々な細菌が存在しており、私たちの生活に欠かせません。
腸内細菌叢(=フローラ)のバランスが崩れると太りやすくなったりしますが、女性の膣内や子宮内にも様々な細菌(乳酸菌)が存在し、一部は膣内を守り、一部は正常な妊娠に影響することが分かっています。 着床を阻害する慢性子宮内膜炎ではそのほとんどが病原菌によるもので抗生物質によって改善します。 一方、その後の妊娠には子宮内フローラが影響するとされています。 体外受精によって子供を獲得した患者群の子宮内フローラには、ラクトバチルス菌(善玉菌)が多くを占めており、妊娠不成功の患者群では、その他の菌が増殖していたことが報告されています。(Moreno et al,AJOG,2016) そのため、主にラクトバチルス菌を含む善玉フローラが少ないと妊娠しにくくなります。 現状は、子宮内フローラを増やすことの可能な薬物は発見されていません。 そのため、日々の食習慣が大切になってきます。 ファーストフード、スナック菓子、菓子パンなどに含まれる食品添加物やトランス脂肪酸(ショートニングなど)は、 活性酸素を発生させて卵子や精子の老化の一因となっています。 また、砂糖や肉料理の食べ過ぎにより悪玉菌が増え、腸内細菌のバランスが崩れるとホルモンのバランスに悪影響を及ぼす報告もされています。 加工食品などを控えるようにして、野菜や魚料理、発酵食品をとるようにすると良いです。 子宮内フローラを改善することは、妊娠への一歩になると思いますので、ご興味のある方は一度薬局へご来店下さい。 |
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更新日: 2021/07/25 |
こんにちは。
今回は、子宝相談でのよろこびの声をあげていきます。 Uさん(41歳)は、ご主人が男性不妊と診断され、体外受精を始めることに。自身も体質改善をしようと誠心堂を訪れました。6カ月掛けて体調を整え、受精卵を移植したところ無事着床し、妊娠へ。産後も漢方を使い、体調管理に徹しています。 -誠心堂を訪れたきっかけは? 結婚して15年。子どもを授かるなら年齢的にもギリギリだと思い、病院で検査を受けることに。そこで、主人が男性不妊だと診断され、医師からも「自然妊娠は難しい。体外受精にしたら」と勧められて戸惑いました。けれど、どうしても諦めきれず治療を決意。私自身も体質を整えようと訪れたのが、誠心堂でした。 -ご主人も誠心堂にいらしたようですね 直接先生からアドバイスを受けた方が良いかと思って。そのおかげか、自分から漢方の錠剤を飲み始め、病院での検査結果も改善したと聞いています。 -奥さま自身漢方を飲んでいかがでしたか? 漢方の煎じ薬を服用し、早いうちから冷え症が解消し、基礎体温グラフもキレイな2層になりました。その間、2回採卵を行い、1回目は着床せず。次もダメだったら諦めるつもりでしたが、体調も整ってきたためか、この時はうまくいき、無事に妊娠できました。 -誠心堂を訪れていかがでしたか? 他ではできないプライベートな相談にも答えてくれたので、深刻にならずに済みました。また夫婦で店舗に行ったことで、自宅でも不妊について話し合うきっかけになって良かったですね。産後からホルモンバランスの乱れが続き、眠れない日があったため、現在は漢方を再開。ずいぶん落ち着きました。授乳中でも問題のない生薬を選んでいただけるので、安心して飲んでいます。 |
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更新日: 2021/07/22 |