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冷えについて
冷え症は自律神経が関係し、貧血や低血圧の体質が要因となっている症状です。男性にもありますが、女性の半数以上は冷え症と言われています。

冷え症にともなう具体的な症状は、生理痛・生理不順・不妊症から腰痛・腹痛・下痢・頻尿、膝の痛み・下肢の痛みや肩凝り・頭痛、むくみ・眩暈・たちくらみ、不眠・イライラ・食欲不振、その他、風邪をひきやすい、花粉症などなど、多岐にわたり様々です。

西洋医学では性ホルモンの異常や甲状腺機能の低下に基づく冷え以外は、治療体系の中に冷え症治療はないようです。薬としては、鉄の吸収を促進して毛細血管の機能を高めるビタミンCや、血行を改善して性ホルモンの分泌を調整するビタミンEぐらいです。

(参考:「漢方相談ガイド」丁宗鉄・佐竹元吉編集:南山堂より)


漢方処方を構成する生薬は自然界の草根木皮の薬用部分です。それぞれの生薬に体を温めたり冷やしたりする働きがあります。そして漢方処方を使って漢方治療をする場合は「使う漢方処方は温める処方かどうか、患者は温める必要があるかどうか」を必ず考えて処方を決めます。

さらに漢方では冷え症の治療には、血行をよくする生薬を中心に、水はけや気の巡りを良くする薬を加えて漢方処方が組み立てられています。

冷え症の治療や冷え症の体質改善は、西洋医学では得られない漢方治療の独壇場です。上記のような冷え症に伴う具体的な症状に悩んでおられる方は、どうぞ高島堂薬局にご相談下さい。
更新日:2006/10/31


花粉症について
花粉症は空気中に飛散した花粉が鼻や呼吸器の粘膜に付着しておこすアレルギー性の症状です。具体的には鼻水、くしゃみ、鼻づまり、涙目などの症状が現れます。

さまざまな花粉が花粉症の原因になりますが、春の杉花粉が最も知られています。花粉が飛散する季節になっても全く花粉症を知らない人もいる一方で、花粉症に悩む人は近年になって急速に増えました。

西洋医学では検査によってアレルギーの存在と原因(アレルゲン)を確認します。個々のアレルゲンに対する過敏反応(アレルギー)を無くす事が根治療法ですが、時間がかかり効果も不確かなため、ある程度の副作用は承知のうえで、すぐ効果が出る抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を使います。また、ステロイド剤や抗アレルギー剤が外用薬として使われます。

これに対して漢方では、冷える体質や水毒体質(水分の過剰や水分代謝の停滞)が花粉症の原因であると考えています。冷える体質や水毒体質を改善する漢方処方を服用すれば花粉症は予防できます。花粉症になった場合も、体を温め余分な水分を除くような生薬で構成された漢方処方を、体質と症状に合わせて使い分ければ、症状は和らぎます。小青竜湯は花粉症に効く代表的な漢方処方として知られていますが、その他にも処方はいろいろあります。詳しくは高島堂薬局ご相談下さい。

なお、花粉の飛散量が多い日はなるべく外に出ない、窓を開けない、外から帰ってきたらうがいをするなど、鼻や目の粘膜に着く花粉の量を減らす工夫も必要です。
更新日:2006/10/31