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45歳、会社員。

若いころから特にかぶれ易い体質。3年前、仕事の疲れから腹部に1cm程度の湿疹が数ヶ所でき、皮膚科で治療をしてきたが、1年後さらに症状が広がり、少しずつ範囲が広がり首から下半身にまでできるようになった。
                             
本人の体格は長身・筋肉質、顔色は紅く、舌は黄色い苔がります。やや便秘気味で、数日に1回程度排便があります。尿や食欲は正常。
                             
患部は1,2センチくらいの湿疹が胸・背中・臀部・大腿部に及んで、患部は赤く、温まると猛烈な痒みがでて、薬(ステロイド)を塗らないと全身をかきむしることもあります。その後、患部は乾燥して落屑(らくせつ)をおこします。このような状態を繰り返していきます。

患部が移動していないことと、炎症と乾燥を繰り返しているので、血虚正風証とみて、温清飲加連翹・荊芥を煎じ薬で服用し、痒いところには清熱作用のあるタイツ軟膏をぬることにした。
                              
1ヶ月後には、患部の赤みが薄くなり、痒みも楽になりました。ただ時に猛烈な痒みのときはステロイド軟膏を塗布。

経過良好なので同じ薬を2ヶ月ほど続け、その後湿疹の痕跡を消す
肝班)桂枝茯苓丸加ヨクイニンを1ヶ月服用した。

49歳の女性。
2年前から生理が不順になり、1年前より急にのぼせて汗が出るようになって、「更年期障害」といわれ、知人に漢方薬を勧められ、来局。

本人の体格は長身、肥満体、便秘気味で市販の下剤を毎日服用している。その他に特別な薬やサプリメントは飲んでいない。現在の自覚症状は、肩こり、寝つきが悪く、寝ても夢を見ている感じで、朝起きた時に寝た感じがしない。

もちろん逍遥性熱感が1日何回もあり、その度に大量の汗をかく。足が冷えるので夏でも靴下を履いて寝ている。

頭重・頭痛に「正気天香湯」、女性の内分泌自律神経の変調に「芎気調血飲第一加減」

すでに加味逍遥散(かみしょうようさん)のエキス顆粒を数ヶ月飲んでいたので、漢方薬を変えることとした。まず頭重、頭痛を目的に行気剤(気をめぐらす)の正気天香湯(しょうきてんこうとう)にしてみた。

数週間程で頭重、頭痛が楽になったので、次に女性の内分泌自律神経の変調を治す芎気調血飲第一加減(きゅうきちょうけついんだいいちかげん)に変えてみた。

服用後体調がいいので続けること数ヶ月で逍遥性熱感もなくなり、不眠や、夢で悩まされることはなくなった。

漢方薬を服用して自覚症状が変わらないときは、薬をかえていくことが大切です。漢方薬だからといって、いつまでも同じ薬は続けないことです。

63歳の主婦。2年前の春に初めて、くしゃみ・鼻水などの花粉症症状で悩まされる。これは季節が初夏だったので、なんとか治ったが、その年の梅雨時期になり、風邪をひいて、こじれてから咳が止まらなくなると同時に呼吸困難になることが出てきた。

その後すぐステロイドの吸引や内服をするが、発疹や頭痛がおこり、続けることが難しくなった。

呼吸困難に「麻杏甘石湯」

本人は小柄・やや肥満体。軽い高血圧と糖尿で薬を飲んでいる。就寝時に、横になると痰を伴った咳が5分くらいでる。また朝方になると息が苦しくなり、時には起き上がって布団にもたれかかると楽になったり、しばらくすると少量の痰がでて、呼吸が楽になったりの繰りかえし。天気の悪くなる前の日などは特に症状がひどくなる。
そこで、呼吸困難を目標に小青竜湯(しょうせいりゅうとう)の煎じ薬を服用したがこの薬の味が合わずどうしても飲めないというので、より中味が少なく、味の淡白な麻杏甘石湯(まきょうかんせきとう)にしてみた。

飲み始めると、数週間の服用で呼吸困難のために朝方覚醒することがなくなり、続けていたが、就寝時の咳がとれなかった。
麦門冬湯(ばくもんとうとう)に変えると寝る前の咳には良かったが、朝の呼吸困難がまた始まった。

そこで麻杏甘石湯に蘇子降気湯(そしこうきとう)を合わせて飲んだところ、咳・呼吸困難の両方良くなった。その後は喘息ようの呼吸困難がでる傾向があると、この漢方薬で数日から数週間で治まり、年に数回喘息発作がでそうになると服用している。

34歳の主婦、以前より疲れやすくそのため、仕事を休むようなことがあったので、色々検査をしたが、やや貧血、やや低血圧、ということ以外で特に異常はない。
しかし風邪を引いても体温が37度にもいかないことが多く、平熱時では36度以下のことが多い。食事や健康食品等で、低体温状態を改善しようとしたが、あまり効果が見られず来局。

本人の体格は小柄、痩せ型で、大小便、食欲に異状はないが、寝つきも悪いうえに目覚めもすっきりしない。
そこで深部体温を上げ、新陳代謝をあげる目的で十全大補湯(じゅうぜんだいほとう)をこころみるが、胃の調子が悪くなって服用しにくく、なんとか1ケ月飲むも体調に変化がみられなかった。

続いて、胃腸にやさしい補中益気湯(ほちゅうえっきとう)や人蔘湯(にんじんとう)を煎じ薬で使うも効果が出ず、そのうち体のだるさや風邪をひいてもなかなか治らない状態が続いた。

そこで、あえて多種類の生薬が入った漢方薬の煎じ薬よりも、品質の良い単味のコウジンエキス剤(朝鮮人参エキス)のみを常用量の倍を使うこととした。飲んでみると、便がやや固くなることがあったが、日増しに体が温まる感じが強くなり、以前より寝つきも良く、日中に横になることもなくり、外出や、小旅行にも積極的に行くようになってきた。服用約半年では、ほとんど風邪もひかず会社を休むこともなくなり、また体温も36度以下になることもなくなった。

28才の主婦、1年半前広島に転居してから顔面ににきび様の吹き出物ができるようになった。
初めは市販のにきび薬を使うも吹き出物のできる範囲が広がり、漢方薬の治療を希望して来局。

本人の体格は中背、痩せ型。便通は正常ながら、尿は近く、夜間1、2回起きることがある。生理の周期は正常だが、生理痛がある。
患部はほほからあご、首にかけて多数の痕跡を伴ったにきび様の吹き出物がすきまなくあり、一部は化膿しているところもある。

初めに膿胞型の吹き出物に使う清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)に膿を取り除き炎症を鎮める作用のある排膿散及湯(はいのうさんきゅうとう)をあわせて服用し、さらに本人の希望でビタミン剤とともに服用した。あごの吹き出物は初めのうちはよかったが、その後また悪化したので、数週間後に十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)と黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)にかえ、ビタミンCと一緒に服用しなおした。

徐々に経過はよくなり、何ヵ所か新しい吹き出物がでるが、全体のはん痕はきれいになり、数ヵ月後には化粧をすればほぼわからないまでになった。
途中、花粉症による漢方薬を使うものの続けること数ヶ月でほぼ目立たなくなり、新しい吹き出物の心配がなくなってきたので薬をやめて様子を見ている。

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