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35歳の女性。一年前に扁桃腺なったころから、手のひらに水疱がでて

一部化膿するようなものもでてきた。

そのうち足の裏にも出てきて皮膚科で掌蹠膿胞症といわれ、

しばらく治療をしていたが忙しくてやめてしまった。

そのうち知人から漢方でよくなったことを聞き来局される。

                    ◇

本人の体格は小柄でやや肥満体。大小便、食欲、血圧、生理痛とも異常はない。

患部の状態は両手足の掌蹠に多数の膿胞をともなった水疱と角質が厚くなって

乾燥、はくりがあり、一部亀裂もある。

また、水疱部には多数の搔破痕(引っ掻き傷の痕やかさぶた)も認められる。

消炎・保湿薬の「温清飲」を煎じ薬で、

その後「越婢加朮湯」を加えて服用し、「モクタール軟膏」の外用


 そこで、掌蹠膿胞症の極期に相当する血熱熱毒症とみて

消炎、保湿薬の温清飲(うんせいいん)を煎じ薬で服用した。

数週間程度では特別に変わりがなく活発に水疱が現れる。

そこで水疱によく用いる越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を加えて服用する。

さらに20%のモクタール軟膏を塗ったところ、水疱の新生が治まってきた。

続けること数ヶ月で、両手足の掌蹠部がわずかに乾燥した状態にまで回復した。

 

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最近、種々の原因で皮膚病の悪化をみるケースがあります。

1)各種、温泉での悪化。

 特にイオウ系の温泉は皮膚病の悪化を見る場合がおおくスーパー銭湯など

 の温泉でも、入るたびに皮疹が悪化したケースもあり、注意が必要です。また

 入浴剤でも悪化したこともあります。

   皮疹がある場合は、温泉は避けたほうが無難です、入浴剤もやめましょう。

2)食べものによる悪化。

 安価なワインを飲んで、その晩から皮膚状態が極度に悪化したケース。

 普段、食べなれないカレールーを使って、皮疹が悪化した。

  炎症状態にある皮疹が場合には、食べた経験のないものは避けたほう

  がよい。


3)ストレスによる悪化。

 仕事のストレス(季節・期間)で悪化する場合。仕事のノルマでのストレスや

 夜勤などの肉体てきなストレスも悪化の原因になります。

 

      一度、悪化させると、元の状態にさせるのには、時間がかかります。

      充分注意が必要です。

 

 

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48歳の会社員。

3年前に別の病気で入院治療を受けて退院した頃から顔面に紅斑ができ、

最近までステロイド剤を使用していた。

少しの間ステロイド剤もやめてみたが、この春、すぎ花粉の時期から急激に悪化した。
                ◇
本人の体格は、中背でやや肥満体、大小便に異常はなく、

ほかに病気はないので薬などは飲んでいない。

現在の症状は両頬と額に浸出液をともなう皮疹があり、

更に紅斑と細絡があり酒皶様皮膚炎状態である。


「黄蓮解毒湯」に「猪苓湯」を加えて服用しモクタール軟膏も。

更に「六味地黄丸」も加えた。

そこで、顔面ののぼせと紅斑がひどいようなので「皮炎湯(ひえんとう)」を

煎じ薬にして服用してもらうとともに、モクタール軟膏をつけてもらうこととした。

しかし、逆に浸出液がよりひどくなり、かゆみと熱感も強くなった。

そこで漢方薬を「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」に

皮下の浮腫をとる目的の「猪苓湯(ちょれいとう)」を加えて、

煎じ薬にして服用することにした。

すると数週間ほどで、顔面の紅斑と腫れは徐々にとれてきた。

そこで副腎機能薬の「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」を更に加えて服用した。

その後少しづづ顔面の細絡もとれて数ヶ月ほどで、何も飲まなくてもよくなった。

 

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腎不全

寺町漢方薬局 (広島県広島市)

以前(3年前に)に腎臓の漢方薬の服用経験のある59歳男性
最近、急激に腎機能の検査であるクレアチニンがあがり、昔を思い出し、らい局。

 体系は小柄。顔色は普通、便通1日1回、尿回数5から6回で、夜間尿なし。

 食事は1週間に1回程度、タンパク制限食を取る程度で、あまりきつい制限は
 していない。

 これに、腎機能更新薬のオウギ、シャクヤク、サンキライ、カロウニン、ハンゲ
 を組み合わせた処方で、上昇しだしたクレアチニン値が、

  らい局時のクレアチン値(Cr)2.67
           ↓
  2週間後のクレアチン値(Cr)2.6、BUN 42
            ↓
  4週間後にはクレアチン値(Cr)2.3 BUN 35

ほかに、有効な腎不全の薬がないので、漢方薬も治療のいち選択肢と考えて

みてください。
            

  

 

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28歳の独身女性。乳幼児時代から肘、膝にアトピー性の皮疹があって、

時々治療をしていた。中高時代は症状がなかったが、大学に入った頃から

顔面に特異的に発疹がでて、治療をするも変わらないので、漢方治療を求

めて来局された。

                  ◇

本人の体格は中肉、中背でやや便秘気味、食欲はある。患部の状態は顔

面の全体に紅斑があって、かゆみが強く掻破痕と痂皮もあり、市販の保湿

とかゆみ止めの軟膏をつけている。

皮炎湯」の煎じ薬を内服、患部に

モクタール軟膏」を外用。その後

内服を黄連解毒薬」と「六味地黄丸

の合方に変更。


まずは顔面に特異的に効く皮炎湯(ひえんとう)の煎じ薬とモクタール

を含む軟膏を夜のみ付けて治療を開始してみた。数日後に顔面の

状態が悪化し、浸出液が多く出るようになった。これは漢方薬服用

開始と同時に温泉療法をしたためと思われ、これをやめるよう助言

した。温泉療法をやめて漢方薬を皮炎湯から黄連解毒薬(おうれん

げどくとう)と六味地黄丸(ろくみじおうがん)の合方に変えて

服用してもらったところ浸出液はすぐ止まり痂皮も数日でとれ、かゆ

みも無くなるとともに掻破痕も消えて、皮膚の状態がきれいになって

いき、数ヶ月でほぼ正常な皮膚になった。

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