尋常性ざ瘡(にきび)に漢方薬
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
18歳の高校生 中肉中背 中学2年生ころより、額部に吹き出ものができて、徐々に広がり現在では頬部を中心 に顔全体にできてきた。 もちろん、皮膚科で治療を続けるが、一時期症状が治まって治療をやめていたこともあ る。現在の治療は外用薬と抗生剤の併用をしてきた。 現在の状態はほぼ顔全体にマッチ頭大のニキビが一面でき、一部赤く化膿しているも のもある。 これに熱毒症型につかう清上防風湯に清熱解毒薬の金銀花と排膿作用のある枳実・芍薬・桔梗を加えてエキス剤として調剤、1日3回食前服用していただく。 1ヶ月後、思っていたより改善傾向がみられ、化膿部分は消失し、にきびの赤みも半 減している。この様子だとあと2ヶ月ほどでよくなりそうです。 |
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更新日: 2024/10/16 |
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