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健康トピックス 「酒査様皮膚炎」

50歳の主婦。
2年前に原因不明にまま、首から顔のかけて紅潮した炎症が表れ、皮膚科で酒?様皮膚炎と診断され、ステロイド剤の内服や外用薬で治療を続けていましたが、症状の改善がみられないので、知人に紹介され、来局。

本人の体格は中肉・中背。1年前に閉経して、軽い更年期症状がある。

皮膚の状態は、首・眼瞼を主に、顔全体に紅潮した皮疹があり、かゆみとほてり感が強く、ステロイドの塗布にて、半日ほど痒みとほてり感はなくなるとのこと。また、両肘・胸に軽いアレルギー性の皮疹があります。


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そこで、症状が強く・紅いので、熱毒ののぼせに用いる皮炎湯(ひえんとう)を煎じ薬にて服用してもらうことに、さらに顔面には夜に黄連膏を、昼にはタイツ軟膏を塗ることにしました。

2週間後、ステロイド剤を止めたためにリバウンドで悪化したようでしたが、その後数日で軽快してきました。さらに続けたところ、イライラすると

皮膚状態が悪化することがあるようなので、抗ストレスに使う四逆散を併用することに。この組み合わせがうまくいき。1ヶ月後には皮疹が半減し、3ヶ月後には、ほぼ正常になるました。

 

48歳の会社員。

3年前に別の病気で入院治療を受けて退院した頃から顔面に紅斑ができ、

最近までステロイド剤を使用していた。

少しの間ステロイド剤もやめてみたが、この春、すぎ花粉の時期から急激に悪化した。
                ◇
本人の体格は、中背でやや肥満体、大小便に異常はなく、

ほかに病気はないので薬などは飲んでいない。

現在の症状は両頬と額に浸出液をともなう皮疹があり、

更に紅斑と細絡があり酒皶様皮膚炎状態である。


「黄蓮解毒湯」に「猪苓湯」を加えて服用しモクタール軟膏も。

更に「六味地黄丸」も加えた。

そこで、顔面ののぼせと紅斑がひどいようなので「皮炎湯(ひえんとう)」を

煎じ薬にして服用してもらうとともに、モクタール軟膏をつけてもらうこととした。

しかし、逆に浸出液がよりひどくなり、かゆみと熱感も強くなった。

そこで漢方薬を「黄蓮解毒湯(おうれんげどくとう)」に

皮下の浮腫をとる目的の「猪苓湯(ちょれいとう)」を加えて、

煎じ薬にして服用することにした。

すると数週間ほどで、顔面の紅斑と腫れは徐々にとれてきた。

そこで副腎機能薬の「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」を更に加えて服用した。

その後少しづづ顔面の細絡もとれて数ヶ月ほどで、何も飲まなくてもよくなった。

 

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