更年期障害の背後にホルモン異常 ないしは、月経異常があるので、桃核承気湯、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、当帰芍薬散などを用いる機会が多いです。
症状などを、おうかがいし、貴女にぴったりなお薬をご用意します。

体質（虚実）と気血水のどこに問題があるかを考慮して、桃核承気湯、桂枝茯苓丸、加味逍遥散、当帰芍薬散、抑肝散加陳皮半夏、半夏厚朴湯、五苓散などを用います。
ぜひツラい症状を、おきかせ下さい。

煎じ薬は1日分550円（税込）（一部の漢方薬例外あり）で2週間分で7700円（税込）になります。
（症状の変化を確認しながら処方を変更することもあります）

顆粒剤や錠剤の場合は1日分330円（税込）～
パッケージ製品（箱物）は包装単位の設定価格となります。

症状や漢方薬の処方によって違いますが、早いものでは服用して数時間で反応が出る場合もあります。
完全に治る場合もあります（葛根湯など）が、慢性病の場合でも1週間以内に何らかの反応（よい場合と悪い場合とがあります）がある場合が多いです。
良い反応が出た場合は継続して服用し完治するまでに2～3ヶ月はかかると思って服用した方がよいと考えます。

説明書に煎じ方は書いています。鉄瓶以外は土瓶でもアルミの鍋やヤカンでも構いません。
また煎じ効率がよいタイマー式の専用煎じ器も発売しています。

原則としては、1日分ずつ煎じるべきですが2日分ぐらいなら1度に煎じて冷蔵庫に保管して服用時にレンジで温めてもよいと思います。

煎じ薬は処方によって味が様々です。
症状に漢方薬が適合していれば、意外に飲みやすかったり、最初は飲みにくかったものが直ぐに慣れて抵抗がなくなることもあります。

漢方薬の効き目を最大限に引き出すためにも漢方薬の味を味わいながら服用することも大切です。
どうしても飲めない方は錠剤で我慢するしかありません。

漢方薬とて副作用はあります。
ただし現代医薬のような急激で激しい症状が出る場合はほとんどありません。

症状に合わない処方を長く服用した場合は徐々に身体の調子が悪くなってきます。
ますます体が冷えてくるとか、逆に血圧が上がりのぼせることが多くなったとか、服用すると吐き気がしだすとかなど異常を感じた時は服用を中止して相談する必要があります。

ただし服用して2～3日目に出る異常（発疹など）は処方が的確である時にたまに出る好転反応（漢方では瞑眩と言います）の場合があります。
この場合は異常な時期を超すと急激に病状が改善することがあるのです。

原則としては、身体を冷やすタイプの漢方薬は冷たい状態で、逆に身体を温めるタイプの漢方薬は温めて服用した方が効き目がよく現れるといわれています。
錠剤や顆粒剤を服用する時も冷たい水で服用するかお湯で服用するかは同様です。
葛根湯などを服用する場合は温かいお湯で服用する方がよく効きます。