数年前に読んだある記事に、花粉症には小青竜湯より麻黄附子細辛湯の方が効くとありましたが、一度も試したことがなかったのですが、ちょっと自分で試してみようかなと思い、飲んでみました。
麻黄附子細辛湯は冷えが強くて、体が虚弱な人向けで、私は冷えは強いですけど、それほど虚に傾いてはないので、飲んでもどうなんだろう?という思いで飲みました。
小青竜湯の場合、飲むとすぐ効き目が現れてましたが、麻黄附子細辛湯を飲んでもしばらくは何の変化もなく、やっぱり自分には合わないのかと思っていたら、時間の経過とともにいつの間にか症状が消えていました。
麻黄附子細辛湯は、麻黄、附子、細辛の3味で、一般的に薬味が少ない方が反応が早く現れると言われ、8味の小青竜湯に比べると3味の麻黄附子細辛湯の方が効きが良いということになりますが、私の場合、小青竜湯の方が反応が早く現れているので、薬味が多い少ないが効き目に大きく左右されるのではなく、漢方薬はその人に合ったものを選ぶのが一番良く効くというのが改めて実感しました。
花粉症で悩まされている方、ぜひ漢方薬をお試しください。
漢方薬は眠くなりません。