答えはNOです。
構成生薬と量が同じであっても製法が違い、使ってる生薬の品質も違います。
また漢方薬名は同じでも生薬量が違ったり、違う生薬を入れてる場合もあります。
例えば、美人を見たら使えと言われている当帰芍薬散
生薬は当帰、芍薬、川芎、沢瀉、茯苓、白朮ですが、白朮ではなく蒼朮を使ってるメーカーもあります。
白朮を使ってる方で調子がいい人が蒼朮配合の当帰芍薬散を飲むと具合が悪くなることがあります。
白朮は利水もしますが、どちらかというと補の作用が強く、蒼朮は利水の方が強いため、弱ってる人に蒼朮はきついですね。
また生薬から抽出したエキスではなく、生薬の粉末を使ってるメーカーもあります。
当帰芍薬散は本来は粉末を酒で服用するものなので、粉末の方が当帰芍薬散本来の力を発揮するんじゃないかと思いますが、エキス剤が多いですね。
何でか理由聞いたことあったような気がしますけど、忘れました。
漢方薬名は同じでも全く同じ効果をもたらすわけではないことにご注意ください。