更年期というのは、今まで突っ走ってきた状態から、そろそろ休もうかってことでゆっくりスピードを落としていく時期です。
ここでブレーキのかけ方がうまくできていない人が更年期障害となってさまざまな症状に悩まされてしまいます。
人によってはそんなにあんの?ってくらい訴える症状が多いこともあります。
更年期障害といえば加味逍遙散が有名です。
更年期障害=加味逍遙散と思っている方も多く、更年期と全く関係ない人に出そうとすると怪訝な顔をされることも多々あり困ってしまいますが・・・
興奮してのぼせて発汗したり、イライラしたりする場合に加味逍遙散を使うこともありますが、逆に気持ちが沈み、鬱々とした場合には逍遥散などが良かったりします。
病名=○○という考えは漢方にはありません。
人によって使う漢方薬は違いますので、ご相談ください。