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お店で漢方相談 メールで漢方相談 電話で漢方相談 089-952-2030漢方相談 漢方の養命庵 中野薬局(愛媛県松山市)
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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

他県ですが、インフルエンザが猛威を振るってるようです
愛媛も増えてきているようですので他人事ではないですね

ワクチン打ったのにかかった、意味ないじゃんという声をたまに聞きますが、ワクチンはあくまで重症化を防ぐものだということです

インフルエンザの治療薬として、タミフル他、数種類ありますが、発症してから12時間~48時間の間に服用することで悪化を防ぐことができます

漢方薬は、インフルエンザにこれというのではなく、インフルエンザウイルスによって引き起こされる諸症状に対して漢方薬を使い分けます

有名なのが麻黄湯ですが、これは悪寒発熱無汗に加えて節々の痛みがある場合に使います
汗が出ていれば使えません
使わないのではなく、使えません
ここ大事な所です

悪寒発熱無汗に加えて、節々の痛みではなく、項背部が凝るという場合には葛根湯を使います

悪寒発熱で汗が出ている場合、桂枝湯を使います
また悪寒より熱を感じる方が優位である場合、桂枝二麻黄一湯
悪寒より熱が優位に加えて口が渇く場合、桂枝二越婢一湯

ここまでは初期に使います

少し経って食欲がなくなったり、吐き気などを催すようになったら、小柴胡湯もしくは柴胡桂枝湯を使います

いろいろ使い分けが面倒だなと思ったら、柴葛解肌湯がおススメです
これは上記の漢方薬の適応範囲を全て含んだ漢方薬になります
劇的に効くこともあれば、当たらずとも遠からずという効き方になることもありますが、ハズレはないかなという感じです

インフルエンザは症状の変化が早いため、発症してから買いに行ってたのでは、買って帰った時には次の段階に移ってるなんてこともあるので、常備しておくことをお勧めします