子宮内膜症とは、本来子宮の中にある内膜組織が子宮以外の場所にできてしまうことです
それが女性ホルモンに反応して増殖出血起こします
本来子宮内膜は排卵後2週間くらい経っても着床がない場合、子宮内膜は剥がれ落ちて出血とともに体外へ排出されますが、子宮内膜外でできたものは体外へ排出されず、体内に残り、それが周りの組織と癒着引き起こしたり、炎症を引き起こしたりして痛みが発生します
生理時に下腹部の痛みが、それも日常生活に支障を来すほどの強い痛みが現れます
進行していくと、生理時以外でも、腰痛や下腹部痛、さらには性交痛なども現れるようになってきます
原因は未だに分かっていません
漢方では血の滞りである瘀血と考え、瘀血を取り除く駆瘀血剤を使うことになりますが、ただ闇雲に駆瘀血剤を使ったのでは効果はあまり期待できません
子宮内膜症に伴う激しい痛みには駆瘀血剤に+αでちょっとした工夫をしてあげる必要があります