ある種の腸内細菌の作り出す「単鎖脂肪酸」という物質に
脂肪の蓄積を抑える働きや血糖値を下げる作用があることも
分かってきました。
さらにこの「単鎖脂肪酸」、アレルギーやリウマチを引き起すT細胞の暴走に
抑制をかけて本来の働きに目覚めを与えることも分かってきました。
それ以外にも「エクオール」という物質を作り出す腸内細菌の存在も分かってきました。
肌のしわや肩こり予防、不定愁訴や骨密度の低下などに対する予防効果が
あると見られています。
肥満すると増えてしまう腸内細菌の存在も分かってきました。
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更新日: 2017/06/08 |
約1か月にわたる実験によると太っている人の腸内フローラを移植したマウスは
太ってしまい、痩せている人の腸内フローラを移植したマウスは脂肪がつかず 元の体形の保ったままだったという結果でした。 痩せている人の腸内フローラには肥満を防ぐ腸内細菌が多く存在していることが 詳しい調査で分かったそうです。 少し話は飛びますが昔から日本では「腹がすわる」「腹を決める」「腹に据えかねる」 などなど「腹」と「思考」を結び付ける慣用句がたくさんありますよね。 腸内フローラと思考、習慣が現代の研究で明らかになってきましたが 古来の人々は見えないけれども思考や感情、習慣を左右する 腸内フローラの存在を直感的に理解していたということかも知れません。 |
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更新日: 2017/06/05 |
昨日は過食気味だった習慣がファスティングを通じて
自分にとっての程よい食事量に軌道修正できるようになったと お伝えしました。 「ダイエットにこだわって」、とか「ものすごい努力して」とかではなく、 「自然に」というのが自分自身の体験でした。 科学的データに基づいて、ではありませんが腸内細菌叢に何かしらの 変化があったかもしれないと思っています。 以前テレビで腸内フローラ(=腸内細菌叢)と題して特集がありました。 その中で紹介された海外の研究者の実験に 腸内に細菌のいない無菌マウスに痩せている人の腸内フローラ移植したグループ と肥満している人の腸内フローラを移植したグループに分けて 同じエサ、同じ運動量で過ごし、その経過を観察するというのがございました。 |
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更新日: 2017/06/03 |