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認知症は歯の本数と関係があり、歯周病が直接影響するというわけではありません。
しかしながら歯を失いやすい点で重要です。
ほとんどの歯を失ったにもかかわらず入れ歯をしていない人は、
歯が20本以上ある人より、1.9倍も認知症の割合が高いとされているのです。
歯をほとんど失った後、認知症の発症割合がどうなるかを調べた研究があります。
差し歯や入れ歯などの義歯を入れない人は、発症割合が高く、
逆に義歯を入れた人は、20本以上歯が残っている人とも遜色ありません。
「歯がなくなったから私はもうダメだ」と思わず、ピッタリ合った入れ歯を入れておけば、
認知症の発症率も抑えられる点には注目してほしいと思います。 
歯を失う原因の約4割が歯周病、虫歯が3割ぐらいと言われています。
歯周病や虫歯で歯を失い、その後入れ歯などを入れずにいると、認知症になる確率も高くなってしまうのです。

歯周病の場所には菌が増え、炎症物質も蓄積し、それらが全身に散らばります。
例えば血管にたどり着くと動脈硬化を引き起こし、心臓なら狭心症や心筋梗塞、
脳なら脳梗塞につながります。
また炎症物質が全身に散らばることで、早産や低体重児出産など、出産の時期や
子宮の収縮時期を早めてしまうこと。
あるいは糖尿病との関わりも指摘されています。
大事なことは、治療をせずに歯周病が持続することが危険だという点です。
菌を野放しにしていると、常に菌が体中を巡るようになり、非常に危険です。

虫歯菌と歯周病菌は、そもそもどう違うのでしょうか?
ミュータンス菌と呼ばれる虫歯菌は、赤ちゃんの頃にお母さんからうつります。
ところが歯周病菌は産道感染といって、生まれる時に
もらってしまう可能性が高いです。虫歯菌がうつることの予防は可能ですが、
歯周病菌を完全になくすのは難しいと思います。

「プラーク」は病原菌の塊です。元々は虫歯菌が砂糖を使ってネバネバしたものを作り、
その中に虫歯菌と歯周病菌が一緒にすむようになります。
それが歯茎に入り込もうとすると、我々の体はそれを防ごうとして戦いが起こり、
炎症が起きます。歯茎が腫れたり赤くなったりします。
歯周病菌は元々、口の中にいる菌です。
例えばキスをすると移るという話もありますが、
移っても口の中に定着して悪さをしなければいい。
ところが多くの人は、そこで悪さをする環境を提供してしまうのです。
それが「プラーク」です。

日本では実に40歳以上の8割が歯周病だそうです。
知らず知らずのうちに進むのが歯周病。
そもそもどんな病気なのでしょうか?
健康な状態だと歯茎はピンク色で、歯と歯茎の境目が引き締まっています。
だいたい0.5~2ミリぐらいの溝の深さですが
、歯周病になるとこの境目に汚れがたまり、歯茎が腫れてきます。
この汚れを「プラーク」と呼び、硬くなると歯石になります。
このプラークが歯周病を進行させ、「歯肉炎」,それよりひどくなると
「歯周炎」と呼ばれる段階になります。
症状が進むに従って、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目が深くなります。
さらに、歯を支える骨やその他の組織が壊れると、最後に抜けてしまいます。


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