まずは体を冷やさないことが大切です。下半身の冷えが不妊症の原因になっていることがあります。冬の寒い時期はもちろんのこと、夏場のクーラーにも気をつけましょう。クーラーが効きすぎた場所では、薄手のひざ掛けなどでクーラー対策をしましょう。
体を温める方法は、足を温めるのが効果的です。厚手の靴下を使用したり、足先が冷えて眠れないときなどは、使い捨てカイロなどで温めるのもよいでしょう。その場合低温やけどには気をつけましょう。お風呂で、湯から手首を出しておくと、のぼせずに長湯ができますので、しっかり体を温めることができます。
また体を冷やす食べ物をとり過ぎないようにしましょう。生野菜や果物、アイスクリーム、ビールやジュースなどは、体を冷やしますので、特に冷え性の人は、なるべく控えるようにしましょう。
極端にやせて体力のない人や、極端に肥えている人も妊娠しにくいようです。
バランスのよい食事を取るようにして、体調に気をつけましょう。
ビタミン不足は妊娠によい影響を与えません。ビタミン類を多く含んだ野菜を、毎日の食事に欠かさず十分にとりましょう。生野菜は体を冷やしますので、温野菜のほうがのお勧めです。
貧血や冷えの予防には、鉄分が多く含まれた食品をとることも必要です。赤みの肉類、ほうれん草、小松菜、ひじきなどの海藻類に鉄分が多く含まれています。
そして、適度な運動で汗を流し、音楽をきいたり、旅行にいったりなどの気分転換でストレスをためないように心がけ、こころのバランスも整えましょう。