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木は万物の整然さを象徴する。

人を触発するものは、必ずしも刺激とは限りません。
整然さを宿す木に触発されて
自分自身の整然さを取り戻す。
人からすれば触発。
けれど木からすれば緩衝。

木はさまざまな変化を緩衝してくれる。
風を防ぎ、木陰を作り、土を留め、水を湛える。
木の無い場所では、突発的な変化が急激に起きる。
けれど木がある所では、そうした変化が
穏やかで、緩やかなものに変わる。
人が木のある生活を望むのも
あるいは木に癒されるのも
そんな木に触発される感覚を
心地良いと感じるからではないでしょうか?


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木は万物の整然さを象徴する。

木々の枝葉は、季節とともに色合いを変える。
春は新緑、夏には深緑
秋には紅葉、そして冬には枝葉を落とす。
木にとって、枝葉は交換がきく部分でもあり
そうした枝葉を通じて木は、
人が季節感と呼ぶ変化を何度も繰り返す。

根や幹といった部分は、木の中心に当たる。
そういった部分は、樹齢千何百年ともいわれる
木の潜在的な普遍性を象徴する。
だから替えはきかない分、
移り変わりは非常にゆっくりとしている。

それに対して、外側に当たる枝葉は
生涯を通じて何度も移り変わり
同様の変化を繰り返していく。

そうして一つの存在の中に
変わっていく部分と変わらない部分が共存する。
けれど、その2つが無関係かといえば
決してそうではありません。

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木は万物の整然さを象徴する。

植木が人の手による剪定を必要とするように
木の成長は、必ずしも全てが好ましいという訳ではない。

根っこに不釣合いな枝葉を
茂らせた木は、早くに枯れてしまう。
また古い枝が増えた木は
腐ったり、病気にかかりやすくなる。

そういうときに行われる剪定(枝おろし、枝透き)は
例えるなら、枝のリフレッシュ。
古くなった樹木を若い枝に改めていく。

枝葉の元気や健康、若さを保つために
剪定という刺激は欠かせない。

その点は人も同じで、特定の刺激は
人を若々しくする働きが期待できると思う。

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木は万物の整然さを象徴する。

花粉症にも陰陽の二面がある。
過敏症としては陰。
解毒症(アレルギー)としては陽。
けれど実際の花粉症は
症状を繰り返すことで陰陽が相乗していく。

症状を繰り返して、反応が鋭敏になっていく。
そうして陰的な面が際立っていく。
その一方で、症状を繰り返して
反応も過剰になり、治まりが悪くなっていく。
そうして陽的な面も際立っていく。

そんな陰陽の相乗が
悪い方向に進めば症状はひどくなり
良い方向に進めば症状は軽減していく。

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木は万物の整然さを象徴する。

花粉に陰陽があるように、花粉症にも陰陽がある。
過敏症としての花粉症。
特定の刺激(=花粉)によって
症状を誘発されるのは、花粉症の陰的な面。
陰的な面が強くなるほど
小さな刺激でも反応する過敏症に近づく。

解毒症(アレルギー)としての花粉症。
特定の刺激に対して
強く反応するのは、花粉症の陽的な面。
陽的な面が強くなるほど、
反応(体毒)が増えて解毒症に近づく。


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