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木は万物の整然さを象徴する。

木が撒き散らす花粉にも陰陽がある。

花粉は微細で、広がりやすい。
細かいから付着しやすく、侵入しやすい。
そんな所は陰的な面。

また花粉は軽くて、舞い散りやすい。
舞い散るから飛び交い、翻弄する。
そんな所は陽的な面。

快晴の日、風が強い日には
花粉の陽的な面が際立つけれど
それは裏返って、陰的な面をさらに際立たせる。

そういう感じで、陰→陽→陰と
物事の性質は移り変わります・・・。

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木は万物の整然さを象徴する。

木はその内部に細かい透きを持つ。
それはとても細かい透き間だけど、無数にある。
その透き間を通じて、木は外気とやり取りを行う。

適度な透き間があることで、木の温もりは生まれる。
透き間が少なすぎる木は、金属のように冷たくなってしまう。
けれど透き間が多すぎれば、木は脆くなる。
素材としての木の優秀さは、ちょうど良い透き間加減による。

透き(空虚)は陰を、充て(充実)は陽を象徴する。
だから、透き間加減がちょうど良いのは
構造的にも陰陽が整然とすることを物語っています。

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木は万物の整然さを象徴する。

木は日光が無ければ育たない。
たくさんの光を浴びようと
丈を伸ばし、枝葉を茂らせる。
けれど、そうしてどれだけ丈を伸ばそうと
木は地面から離れることはできません。

日光(天)が無ければ、木は育たないけど
土(地)が無くても、木はまた育たない。
けれど、天に近づけば地は遠退くように
天と地はそれこそ陰と陽のように、相容れない関係にある。
直接に交わらない天地だからこそ
木が2つを仲介するんだと思います。

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木は万物の整然さを象徴する。

木の中に存在するものが集まり、幹は太くなる。
そうして幹が太くなる様は、集合・凝集を象徴する。
太い枝から細い枝が分かれていく。
そうして枝分かれしていく様は、離散・発揚を象徴する。

集合離散を繰り返し、木は成長していく。
その点は人の髪の毛も同じで
髪を生やすことの根底には発揚があり
髪を太くすることの根底には凝集があります。

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木は空(天)に向かって枝葉を広げ、地に向かって根を張る。
枝葉から集めた天の気(陽)と
根から集めた地の気(陰)が混じり合い、幹は太くなる。

天から多くの気を集めようと、木は背を伸ばす。
天の気(陽)には、木を伸ばさせる(天上に牽引する)働きがある。
また、伸びた背丈を支える為に、幹や根は強くなっていく。
地の気(陰)は、木が安心して伸びられる(天上に伸長する)ように促す。

上から引っ張る牽引力。下から押し上げる伸長力。
2つの力が等しくバランス良く働いて
木は整然と育ち、幹を太くすることができる。


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