医療用でも一般用でもメーカーによって採用する生薬が異なります。下剤の作用のある大黄を抜いて、便秘のない方にも使えるようにしたもの、桂皮と桂枝、乾生姜となま生姜、人参と竹節人参、白朮と蒼朮、地黄と熟地黄など、さらに処方構成の違うものもあります。添加物もメーカーによって異なります。同じメーカーで処方を変えても下痢するようなときには添加物の影響かもしれません。医療用は医師が、一般用は薬剤師が患者さんの状態をみた上で、どのメーカーのエキス剤を採用するかを選択する必要があります。
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更新日: 2019/04/09 |