90歳代 男性 2017・7・26
庭の木を剪定していて、脚立から落ちて肋骨を折ったと教えてくれたのは、96歳のお父さんの世話をしている男性。困ったものですと言うが実は2年前はもっと困っていた。当時、毎日体が痛い痛いと言って病院に連れて行っていた。診療所では鍼治療もしてくれるから毎日行っていたそうだ。シップは身体中に貼り、あっという間になくなる。死にたい死にたいと言っては家族を困らせていた。僕の息子がそこに転職して、何とかならないだろうかと相談を受けた。そこで痛みを対象にするのではなく、老人を元気にしてあげる煎じ薬の処方を教えた。するとそれこそ見る見るうちに元気になり、痛いなどと口にすることもなく、鍼治療もシップも必要なくなった。そして今まで止めていた農作業の手伝いやボランティアで庭木の剪定などを始めてすこぶる元気に幸せそうに暮らしている。そこで今度の転落事故。でも、入院期間も短くて、またごそごそ動いているそうだ。