「始めは半信半疑でした」と、不妊症の相談をしたIさん(29歳)は、体質改善のため、漢方と病院の薬を併用した結果、見事妊娠! 元気な女の子を授かりました。「自分で生んだことが信じられない」と、出産までの経緯を話してくれました。
-相談を受けようと思ったきっかけは?
10代の頃から生理不順だったので、結婚してからすぐに婦人科へ。そこで多嚢(たのう)胞性卵巣症候群であることが分かり、不妊治療を始めました。手を尽くし、人工授精も4回受けましたが結果が出ず、焦りばかりが募りました。やがて漢方のことを知り「できることは何でもやろう」と誠心堂へ通うように。
-小池先生、Iさんの経過はいかがでしたか?
始めは生理の量も少なく痛みがひどい状態。血の色も暗く血液の塊が出ることも多かったようです。そこでホルモンを作る補腎薬と気・血の巡りを良くする漢方を体質に合わせて調合。服用してから血液がキレイになり、塊が減少。冷え症も徐々に良くなり血の巡りも改善されました。病院治療と合わせて、努力が実られて良かったです。
-Iさん、誠心堂に通って良かったことは?
漢方を飲んで1年後、体の調子も良好だったので、思い切って体外受精に踏み切ったんです。正直「またダメかな」と思いながら病院に行ったら、妊娠したと言われて本当に驚きました。妊娠後も漢方を続けましたが、つわりもなく安産。4年間苦労したのでうれしい反面、夢を見ているような気分でした 。
-現在も通っているのですか?
手応えを感じたので、2人目に備えて漢方を飲み、子宮内膜の状態を整えています。今も漢方のお陰で体がポカポカしているんですよ。
(10月17日 船橋北口店にて取材)
ニューファミリー新聞 平成24年3月9日号掲載
取材協力:ニューファミリー