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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

こんにちは♪

今回は当店でご出産になられた方のアンケートを掲載したいと思います。

一人目のお子様のときも誠心堂薬局を利用して下さり、2人目がなかなかできない中で
再び誠心堂薬局をご利用下さいました。

不妊期間は1年半、漢方の治療期間は3ヵ月。
自然妊娠で二人目のお子様を無事出産されました。

是非、ご覧になって下さい!!


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こんにちは。

今回は、精子と卵子の寿命について話したいと思います:)

精子や卵子の寿命はどれくらいでしょうか?
このことを知っておくと、いつ頃タイミングとればいいのか?ということがおおよそ推測できてきます。

一般的に、卵子の寿命は6~24時間精子の寿命は2~3日と言われています。
ただ、それぞれに個人差がありますので、36時間の生存が可能な卵子や、5日以上生き延びる精子もいると言われています。

最近の研究では、卵子の寿命と受精可能な時間は違うことがわかっています。
そのため、卵子の受精可能な時間は排卵から6~8時間位でありますので、適切なタイミングが必要になってきます。

よって、排卵日の3日前ぐらいからタイミングをとっていただくと、妊娠の可能性が高まります。

漢方治療でできることは、卵子の質を向上させることにあります。
①「腎」の消耗を防ぐこと
②血液の淀みを減らし、血行をよくすること
で調整します。
※ 腎:成長・生殖などの働きを司り、子宮・卵巣の力・ホルモンバランスにもっとも深い関わりがあります。

以上です。

今回は、妊娠と甲状腺の関係について話したいと思います:)

甲状腺は首にある蝶々型の臓器です。新陳代謝を活発にするホルモンを分泌します。
このホルモンは卵胞の発育や胚の成長、着床などに影響します。

例えば、
・脈が早くなるもしくは遅くなる
・汗が多く暑がりもしくは寒がり
・疲れやすい
・むくみやすい
・生理不順
などが甲状腺の病気に見られる症状です。
当てはまる方はいらっしゃいますでしょうか。

甲状腺の異常は、不妊の検査で見つかることがあります。
妊娠をすると、甲状腺ホルモンの分泌量が変化しやすいため、妊活中から適切に保つことが大切です。
もし、異常が見つかっても治療を行うと妊娠率を向上させ、流産率を減らせます
そのため、甲状腺の専門医と不妊治療の専門医の連携が大切になってきます。

甲状腺の治療で、甲状腺刺激ホルモン(TSH)を適切に管理すると体外受精だけでなく、一般不妊治療の
妊娠率も向上につながります
ので、これから妊娠を希望される方は、ブライダルチェックや婦人科の検査を受けること
をおすすめします。

甲状腺疾患による漢方治療を考えると、
ストレスや、緊張の持続、激しい感情の起伏などの影響で失調した気の流れをスムーズにする漢方を出したり、
そのせいで悪くなった血行を促進したり腫れやできもの、しこりを体内に溜まった過剰な水分や湿気と考えそれを取り除く漢方を出して治療をします。

以上です。
最後までご一読ありがとうございました。

無排卵を防ぐためには、
しっかりと睡眠をとり、十分な睡眠をとるなど生活のリズムを整え、規則正しい生活をすることが重要です。
食事制限を伴う過度のダイエットや太りすぎ・過食を控えることです。
心と体が元気であるように、自分にあったストレス対策を上手に取り入れて、ゆったりと過ごせるようにしましょう。
卵子の栄養となる気血を生み出す脾胃(胃腸)を常に良い状態にしておくことが大切です。

西洋での治療法:
妊娠を希望されている場合は、排卵誘発剤で排卵を促すことが多いです。妊娠をすぐに希望されていない場合は、ピルなどのホルモン剤でホルモンバランスを整えます。

漢方の治療法:
正しい生理周期を作っていくことを目標に、からだ全体のバランスを整えていきます。
ピルなどの薬を使っている場合でも、漢方薬を併用しながらからだの状態を整えていくこともあります。
無排卵は、
卵子が排卵できる大きさにまで成長していなかったり
卵巣から飛び出るための力が不十分な事で起こりやすい状態です

漢方では、卵子の栄養である気血の不足した『気血両虚』
排卵を起こす力となる気血の流れの滞った『気滞瘀血』
さらに卵子の質を左右する子宮や卵巣の機能低下や女性ホルモンと関係の深い『腎虚
を考えます。
それぞれに対して『補気・補血』・・・十全大補湯など 『理気・活血』・・・芎帰調血飲第一加減など 『補腎』・・・六味地黄丸など考慮します。
高プロラクチン血症や多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合、「気の乱れ」との関係が考えられるため、イライラなどの肝鬱気滞や精神不安定の心火亢進と捉え、逍遥散や焙じ麦芽、竜骨牡蛎を含む漢方を用いることがあります。

以上です。

無排卵には、
生理が来ない無月経
毎月周期的に生理が来ているのに排卵のない「無排卵月経」
があります。

無排卵になりやすい症状は、
「高プロラクチン血症」
「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」
「黄体化非破裂卵胞症候群(LUF)」
「卵胞刺激ホルモンの分泌低下」
「早期卵巣不全」
「肥満」
「痩せすぎ(無理なダイエット)」
などが考えられます。

上記の一つ:卵胞刺激ホルモンの分泌低下はなぜ起こるのか。
このホルモンは脳の視床下部と下垂体が分泌します。
この部分は、ストレスの影響を強く受けてしまう場所なので、体が「危機」を感じると、月経周期が乱れたり止まったりします。

では、ストレスをうけるとなぜ影響をうけるのか?
脳は過度なストレスを受けることによって、ストレスホルモンと呼ばれているCRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌を促進します。
CRHは食欲抑制作用、睡眠抑制作用、GnRH分泌抑制作用を有します。
GnRHの分泌が抑制されるということは、FSHとLHが減少し、最終的にエストロゲン、プロゲステロンの産生が抑制され、月経不順に結びつきます。
女性ホルモンのFSH、LH、E2(エストロゲン)、プロゲステロン、またCRHによって分泌が促されているACTH(副腎皮質刺激ホルモン)血液検査で調べることで把握します。

甲状腺の機能が正常かどうかも重要です。下垂体から分泌されるTSH(甲状腺刺激ホルモン)を測定することでわかります。
甲状腺自身の働きが悪いとTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)の分泌が多くなります。
このTRHが下垂体に働きかけるとTSH(甲状腺刺激ホルモン)が出ます。
TRHにはプロラクチンの分泌を促す作用があるため、プロラクチン値が高くなります。
プロラクチンが高くなると、脳の中枢に作用してGnRH以下の視床下部の働きを障害するという考えと卵巣自体に作用して、卵巣にある黄体機能を抑制するという考えがあり、無排卵の原因になります。

次回は、無排卵になったらどうすればいいのかについて話していきたいと思います。