虚血再灌流とは、虚血状態にある臓器,組織に血液再灌流が起きた際に,その臓器・組織内の微小循環において種々の毒性物質の産生が惹起され引きおこされる障害です。この中の毒性物質には活性酸素などもあります。
これは卵巣内でも起こり得ることで、卵が発育する140~150日の間に、虚血再灌流の影響で元気な卵がダメージを受けていたとしたらこれを守ることが大事になってきます。
この虚血再灌流は瘀血とも絡んでいます。つまりできるだけ虚血再灌流を起こさないようにすることで、染色体異常を防げるケースもあるのです。そのためには、鍼と併用しながら血流量を上げて安定させることです。さらに漢方で腎精や腎血を補います。
中医学の鍼と漢方を組み合わせることで、着床障害や流産、さらに卵の染色体のダメージを出来るだけ軽くしていきます。習慣性流産の方はもちろん、そうでない方もおなかの赤ちゃんの発育を促すために、週に1度は鍼を打つことをお勧めします。
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更新日: 2019/05/31 |