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年をとるにつれ、しばしば物忘れを経験するようになりますが、これは自然な加齢現象です。ところが認知症は単なる物忘れとは違い、記憶力や判断力が極端に低下して、通常の生活が送れなくなる「病気」です。

認知症にはアルツハイマー型認知症(脳の神経細胞が変性し萎縮しておこります。)、脳血管性認知症(脳梗塞などによる脳血管の障害が原因となります。)、レビー小体型認知症(神経細胞に特異な変化が現れ、初期に幻覚や妄想がでる。)、の3種類があります。

近年、日常生活動作を損なう事なく認知症の問題行動(周辺症状:せん妄、幻覚、徘徊、過食、不潔行為、抑うつ症状等)の改善に漢方薬の効果が期待されています。

認知症の漢方薬の代表的なものに抑肝散があります。患者さんのQOLを落とさず、認知症の徘徊、幻覚、睡眠障害などの問題行動を改善してくれます。この他に釣藤散、黄連解毒湯、抑肝散加陳皮半夏、当帰芍薬散、など、日常生活動作を低下させることなく認知症の周辺症状を改善する治療効果が報告されています。

漢方薬はどれを使うかは症状、体質、証によって使いわけますので、漢方専門家に相談してお使いください。

 間質性膀胱炎の症状は頻尿、残尿感、排尿痛の痛みや不快感などで細菌性の症状とよく似ています。局所の炎症の原因として細菌感染が考えられる多くの場合抗菌剤が処方されます。急性細菌性の膀胱炎は1週間程度抗菌剤を続ければ症状は治まります。

 しかし、症状が取りきれず頻尿や残尿感が残っている場合は、猪苓湯を1~2週間お使い頂くと症状がスッキリすることがよくあります。

  1年に何度も膀胱炎を起こし、一度起こると抗菌剤をのんでもなかなか症状が取れなくて比較的体力のある方には竜胆寫肝湯を長期にお使い頂くことがよくあります。陰部の炎症や慢性の湿疹にも使われます。体力のあまりない方には、五淋散を使います。

<不妊症の漢方>
日本では10組に1組が不妊症と言われています。漢方では、身体のバランスを整え(陰陽の調和をとり、ホルモンのバランスを整える)、血の汚れをとり、血の流れを改善することで妊娠しやすい状態にしていきます。また、精子減少症、無力症など男性が原因の場合も40%あると言われています。男性の不妊症には腎系の働きを改善する薬を使い、精子の数、運動を高めていきます。

《不妊症、生理不順》
不妊症に悩む人の多くは、生理不順を伴う場合が非常に多いものです。生理不順を治すことで、案外簡単に不妊が治る場合があります。西洋医学では、女性不妊を卵巣、卵管、子宮、骨盤腹膜に器質的異常があるものを器質的不妊といい、原因がはっきりしないものを機能性不妊といいます。また、原因が男性にある場合もありす。

《不妊症、生理不順の代表的な漢方薬》
当帰芍薬散・・・貧血ぎみで、冷え性、疲れやすい人が目標です。
  帯下などがしばしばあり、膀胱炎をおこしやすいタイプの人で、
  圧迫されるような鈍痛の生理痛がある人に用います。

桂枝茯苓丸・・・・体力は普通であざができやすく、顔はのぼせて
  手足が冷えるといったいわゆる冷えのぼせタイプで唇や舌の色は
  赤黒い人が目標です。

加味逍遙散・・・・足が冷えて顔がのぼせ、肩こり、頭痛、めまい、
  不安感、イライラなどの神経症状強くあらわれる人に用います。

補中益気湯・・・・手足の倦怠感があり、疲労しやすく、消化器系が弱く、
  体力のない人に用います。男性不妊の、精子のきが悪い人にも用います。

当帰養血精[第2類医薬品] 〔シロップ剤〕
 (1) 「女性の宝」と重用されている「当帰」が、処方の約7割を占めます。
   (当帰1日配合量5.52g)
 (2) 中医学では、女性の「健康と美容」は「血液の健康」と密接な
   かかわりがあると考えます。
   当帰養血精は、気血を補う生薬が、多数配合されてますので
   「血虚」の方に最適です。
 (3) 血の巡りを良くし、血の量を豊かにして、体全体の機能を高め、
   冷え症・貧血など女性特有の諸症状に優れた効果を発揮します。 
 (4) 甘くて飲み易い「シロップ剤」です。

《不妊症、生理不順によいと言われている民間薬、機能性食品》
 サフラン、トウキ、コウカ、シャクヤク、ヤクモソウ、ホオズキの黒焼き粉末

<注意>
 漢方薬は、お一人お一人の体質や病気の状態合わせて処方されるオーダメイドのお薬です。
 体質が違えば同じ病気、同じ症状でも飲む漢方薬が違ってきます。
 お飲みになる場合は必ず漢方の専門家にご相談ください。


 腰痛には、長年重い物を持ったり腰を曲げたりする仕事などで腰に負担をかけてきた人、姿勢の悪い人、運動不足の人、年配の人、スポーツのやりすぎの人などによくみられます。症状は、急に痛みが出るものと、長期間痛みが続いているものがあり、おもに腰や臀部が痛みます。
 
 漢方では、痛みが移動するものを風(ふう)、冷えをともなうものを寒(かん)、重く鈍痛であるものを湿(しつ)といい、風寒、寒湿、風寒湿といったように組み合わさって現れやすい性質があります。これらは気温や天候によって左右されるような腰痛の人に多くみられます

腰痛は、「腎」の機能低下、「お血」「水滞」、冷えなどが関係していると考えます。
ですので腎の機能を改善し、、血行や水分代謝をよくし、体を温める漢方薬がよく使われます。

《腰痛によく使われる漢方薬》
■八味地黄丸----疲れやすくて手足が冷えやすく、頻尿、夜間尿、口渇のあるような方

■疎経活血湯----血行が悪く痛みが日中は軽く、夜間つらくなるような方の腰痛、坐骨神経痛

■五積散-------胃腸が弱く生理不順や、むくみ冷えなどがある方
 
■芍薬甘草湯----ぎっくり腰などの急性の腰痛(筋肉をやわらかくします)
 
★腰痛が強いときは、まずは安静が第一です。入浴もシャワー程度にして下さい。コルセットは、有効ですが痛みが取れたらはずしましょう。長期間漫然と付けるのはよくありません。
日頃から、正しい姿勢で腰への負担の少ない動き方を工夫し適度な運動を心掛けましょう。腰を大切にする意識を持つことが大切です。

《腰痛によいと言われている民間薬、機能性食品》
 ヨモギ、ウイキョウ、スイカズラ、サメ軟骨、コンドロイチン

<注意>
 漢方薬は、お一人お一人の体質や病気の状態合わせて処方されるオーダメイドのお薬です。体質が違えば同じ病気、同じ症状でも飲む漢方薬が違ってきます。お飲みになる場合は必ず漢方の専門家にご相談ください。

 40歳以上の女性の5人に1人、男性の4人1人、予備軍まであわせると2人に1人が、メタボリックシンドロームだと言われています。
女性の場合、男性と違い女性ホルモンによって守られているため若いうちは、あまり心配ありませんが、閉経とともに注意が必要です。
女性のメタボは、閉経後の50歳前後から増え始め60、70代と増加するようです。

 メタボリックシンドロームのメタボリックは、「代謝」という意味です。
糖質や脂質が正常に代謝されないことで、内臓に脂肪がたまり、生活習慣病の発症が加速する状態です。
動脈硬化がすすみ心筋梗塞を発症しやすくなります。

 肥満、高脂血症、糖尿病、高血圧など個々の症状は、重くなくても重なることで一気に病気のリスクが増大し自覚症状がほとんどないまま併発し、突然脳梗塞や心筋梗塞などで死に至るケースもあります。

漢方では、脂肪の代謝、水分代謝、血液循環を改善するものをよく用います。
つまり体に合った生薬で気・血・水の巡りをよくしていきます。

 肥満のタイプには、
(1) 気太り(ストレス太り)
 ストレスにより、気の流れが滞り、新陳代謝が鈍ることにより太るタイプ。このような方には、イライラを沈め、気の巡りを改善する漢方薬を用います。
 代表処方―大柴胡湯

(2) 血太り(血のめぐりが悪い)
 血の流れが滞ることにより、老廃物が廃出されず余分な脂肪となってしまうタイプ。このような方には、血液のながれをスムーズにして血行改善する漢方薬を用います。
 代表処方―桃核承湯

(3) 水太り(水分代謝が悪い)
 ぶよぶよした太り方で、体内に水分が滞ってしまうタイプ。このような方は、余分な水分排出し、正常な水分代謝に改善する漢方薬を用います。
 代表処方―防己黄耆湯

(1)(2)(3)混合太り(気・血・水の全てのバランスの崩れ)があります。
 代表処方―防風通聖散


★メタボリックシンドロームの基準
 BMI<体重÷(身長×身長)>が25以上で次の3つの内2つ以上あてはまるもの。
 (1) 中性脂肪が150mg/dl 以上かつ/またはHDLコレステロール値が40mg/dl未満。
 (2) 空腹時の血糖値が110mg/dl以上。
 (3) 血圧が最高血圧が130mm Hg以上かつ/または最低血圧が85mmHg以上。


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