自家感作性「皮膚炎・・長年の
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
平成16年に自家感作性皮膚炎で、加療したときは2ヶ月で治った。 このたび、半年前の秋から、全身に毛孔性皮疹を主にした自家感作性皮膚炎にまた、なった。 皮膚科で、抗ヒスタミン剤、ステロイドの外用を使うが、なかなか治らない。 漢方薬も、白虎加人参湯、黄連解毒湯、通導散など医療機関でもらい、また漢方薬局で、黄連解毒湯、十味敗毒湯などを買って飲むが、効果がでなかった。 患部は撤布性の毛孔部の浮腫と紅班が、腹部・背中など全身に広がっている。 前記漢方薬を考慮しながら、全身の炎症性湿疹と、毛孔の浮腫から、消風散(しょうふうさん)と越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)のエキス剤を飲んでいただいた。外用には漢方軟膏を塗布した。 外用は3日程度で止めたが、内服は2週間飲み終わるころには、皮疹は半減し、2ヶ月で、ほとんど皮疹の痕跡を残すだけになった。 |
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更新日: 2018/04/06 |
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