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夏に両肘関節から手首・手甲かけての水疱性湿疹が、漢方薬の内服と黄連軟膏にて

改善したが、そのあと10月になり、空気の乾燥と気温の低下から、表皮が乾燥して、

痂皮になり、炎症ではなく皮膚木枯燥から痒みがでて、その場所を掻いて、さらに

痒みを助長させてきた。この時期には非常に多くのかたがこの症状で相談に来られる

ケースです。

このような時は、従来の皮膚治療では、ワセリンと抗ヒスタミン薬を主とした塗薬しか

ないのですが、漢方薬なら、飲む保湿剤があります。

この方には当帰飲子にバクモントウ・ゲンジン・オウギを多量に加えて服用して、

さらに外用には、紫雲膏や、紫雲膏と親水クリームを加えた混合クリームを

利用して、対処すると、2週間ほどで痒みは半減し、30日ほどの服用で、ほぼ改善し

正常に復した。


 



以前より、ストレスが溜まるとアトピーの皮膚炎がでてくる。今回2ヶ月前から右手差し指先に発疹がでると、次々に他の指にもでき、手持ちのステロイドの軟膏を塗っていたが、左手指にもできだし、来局される。

右・左の手の指が、炎症を起こし、浸出液がでて仕事にならない。夏時期なので、高温多湿の影響がある湿熱型のアトピーなので、毛孔部の炎症もあるので、消風散・越婢加朮湯の組み合わせ処方とした。



半月で半減し、1ヶ月で治まったが、こんどは乾燥して落屑が気になりだした。血虚証を呈してきたので、保湿作用のある当帰飲子(とうきいんし)に越婢加朮湯の組み合わせで服用する。

残り2ヶ月の服用で治まり、薬をやめて、保湿クリームだけで様子を見るまで、回復した。

   



子供の時にアトピーで、皮膚科を通った経験がある。成人になるまで、治療を行うほどひどい皮膚にはならなったが、成人になるまで、特に酷くなったことはない。

ところが、半年前に家族的なことで、ストレスがあり、そこから、また皮膚の紅斑・炎症が再燃してきた。

両手の指部分が表側・掌側も乾燥して、落屑をおこして、指全体はむくんで、膨れてきている、痒みは我慢できないほどではない。

夏は浸出液がでる皮膚炎が多いが、これは逆に乾燥状態の皮である。皮下に水分が溜まっているが、まずは皮膚表面の乾燥状態を改善することにした。

冬の乾燥皮膚によく使われる当帰飲子(とうきいんし)では、皮膚乾燥に対して弱すぎる感があるので、より乾燥に対する保湿効果をもち、なお抗炎症の生薬も含んでいる滋陰降下湯(じいんこうかとう)を選択して、飲んでいただく。副方に皮下血液循環の桂枝茯苓丸加ヨクイニンを選んだ。

2週間の服用で、かなり乾燥状態が改善したので、続けること30日で、ほぼ正常に復した。その後は体質改善を目的として荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)を半年続けて、再燃がないので、薬をやめることにした。

よく当帰飲子が乾燥状態の皮膚につかわれますが、抗乾燥に対する力は弱く、増液剤のテンモンドウが配剤されている滋陰降下湯は皮膚病に応用が利きそうです。



もともと、アトピーで治療してきたが、今年は両手の指が極度の乾燥した皮疹が多く
でだした。

例年この夏の時期は、浸出液を伴ったじゅくじゅくした皮膚炎になることが多いのだが、皮膚が乾燥し、落屑を伴うことはほとんどない。

本来、冬の痒みを伴った乾燥した皮膚に使う漢方処方をためしてみた。
当帰飲子に陰熱につかうゲンジン・ジコッピを加えて、もちろん煎じ薬で、
外用は紫雲膏を改良したシウンクリームを昼に
夜は紫雲膏を患部に塗擦していただく。

すぐに、効果がでて、2週間で半減し、4週間で、ほぼ正常になった。

 だんだん、知っている夏のアトピーの皮膚と変わってきている事に気づかされた。

   



介護職の女性。小柄・やや肥満体系

半年前から、仕事のためか腰痛に悩まされる。腰にテーピングをしても痛みが止まらない。
しばらく、整形外科に通い、治療をしたがいまいち効果がみられなく、10年以上も前に喘息を漢方薬で治したことを思い出して、来局される。

現症状は、仕事で重い老人を抱きかかえるときは無論のこと、ひどくなると椅子に腰かけていても、痛む。しかし、正座では腰痛は起きない。便秘症だが、便は常に柔らかい。

腰以下の冷えが常にある。冷えからくる表寒・寒湿と考えて、温中散寒薬の五積散(ごしゃくさん)に四肢の冷えに使うホウブシを加えて、服用してもらう。2週間でまだコルセットはしているが、痛みは軽減されてきた。続けて状態を聞いていくと、閉所恐怖症ぎみな事や、仕事が立て込むとパニックを起こしかけるという。そこで心肝火旺の柴胡加竜骨牡蠣湯(サイコカリュウコツボレイトウ)を併用、服用することに。

以後3ヶ月の服用で、コルセットを使わず、腰痛が起きず、仕事に専念できるようになる。

 

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