顔面紅皮症・・顔が燃えるように熱い。
寺町漢方薬局 (広島県広島市)
43歳の主婦。痩せ形の長身。 5年前から、子宮内膜症や乳がんになって、手術を繰り返していた。すると、1年前から、顔に湿疹ができて皮膚科で治療(ステロイド剤を主に)をするがうまくいかない。そのうち顔に紅班ができてきて、燃えるように熱く感じるようになった。また最近では、頬部に毛細血管が浮き上がるようになる。 熱くて、アイスノンをあてては、就寝している。便通は数日に1回しかない。はじめは黄連解毒湯に十味敗毒湯を合わせて飲んでいたが、1ヶ月飲んでも効果がないので、清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)に便秘用のダイオウを加えて、煎じ薬で飲むと、顔の熱が取れて気分がよくなり、数ヶ月後には、毛細血管拡張の痕跡が僅かに残るだけになりました。 清上防風湯はニキビに、使いますが、顔面紅潮症のも十分効果があるようです。原因は皮膚科の多量のステロイドの使用のようですが、はっきりは分かりません。 |
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更新日: 2017/06/21 |
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