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 今回は瓊玉膏の成分と製造法についてご紹介します。

 まず成分ですが、瓊玉膏には、以下の成分が含まれています。
生地黄の搾汁、人参末、茯苓末、枸杞子末、沈香末、ハチミツ

 一番多く含まれているのがハチミツで、二番目に多いのが生地黄の搾汁になります。瓊玉膏の効能は、この二つの生薬の働きによるところが大きいのですが、それは今後、お話ししていきたいと思います。

 製造法ですが、普通の薬と違い、特殊な作り方をしています。『瓊玉膏とは②』でご紹介した、瓊玉膏がはじめて記載された本である『洪氏集験方』での製造法に準じた方法で、今でも製造されています。

 ざっと紹介すると、まず新鮮な生地黄を搾汁機にて搾汁します。次に生地黄の搾汁と人参末、茯苓末、枸杞子末、沈香末、ハチミツを処方の通りに混合し、撹拌しながら、80℃で72時間蒸します。その後一晩放冷し、再び24時間蒸します。

 このように製造に手間のかかる瓊玉膏ですが、重要な点は、蒸している間に生地黄が熟成され、熟地黄の効能が備わることです。この熟地黄が、瓊玉膏の効能を理解する上での重要な鍵となります。

 次回からはついに、瓊玉膏の効能についてお話していきたいと思います。

 


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