秋になると、様々な要因から、バテ気味になる方が増えます。今回は、バテ気味になった方にオススメの漢方薬をご紹介します。
秋は、夏の間に消耗した体力を補い、冬に備えるための大切な時期です。しかし、なんとなくだるい、疲れがとれない、食欲があまりないなど、暑い夏を乗り切った頃からこのような症状が出てくることがあります。
これらの症状は、夏にたくさん汗をかいたために起こる体内の水分不足や、体力の消耗、冷たい物の摂り過ぎなどによる消化機能の低下、冷房による体の冷え、といった夏場の過ごし方が原因の一つになります。
さらには、一日の気温差が激しくなるので、それに対応しきれず、体調を崩される方もいます。
このような方には、麦味参顆粒がオススメになります。
麦味参顆粒
人参、麦門冬、五味子という三種類の生薬から主に構成された漢方薬です。麦門冬によって体内に必要な水分を補い、また人参によって体力の消耗を補ってくれます。よって、バテ気味のときにオススメの漢方薬になります。
次回は、秋の乾燥した気候によって起こる様々な体の不調にオススメの漢方薬をご紹介したいと思います。
秋の養生法と漢方薬②――バテ気味の方に麦味参顆粒――
栃本天海堂薬局 福島店 (大阪市福島区)
ツイート |
更新日: 2017/09/20 |