よく、自律神経のうちの交感神経の過剰緊張で
手の震え、身体の震え、ふらつき等を訴える方がいます。
これは、漢方薬では肝の亢進によるものと考えます。
肝が亢進すると、気が詰まり、肝鬱気滞になります。
気が詰まると、そこに熱が生じ、
その熱が生じた所に、風が起こります。
その時に、身体の震え等が起こります。
この場合、肝血を補う芍薬、
平肝熄風(眩暈とか、震えに良く使います)
する釣藤を使います。
年々花粉症の方が増えています。
花粉症の方がよく使われる漢方薬に、 小青竜湯があります。 この漢方薬は、 くしゃみ、鼻水には良く効くのですが、 眼のかゆみ、 鼻がむずむずする様な方には、効きません。 こういった方が、小青竜湯を飲まれると 鼻づまりになってしまいます。 このような場合、 清熱して、同時に通竅するような漢方薬を使います。 例えば、蒼茸子散、衛益顆粒が代表です。 |
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更新日: 2017/03/29 |