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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

最近、不妊症(妊活)で
漢方薬を求められる方が、多くみられます。

生理痛があり、生理前の月経前症候群(PMS)
がある方も多くみられます。

多くの方は、舌を診ると、暗紅色の方が多く、
舌裏の血管にも怒張(舌裏の静脈が浮き出ている状態)
がみられます。

私共の経験から、
活血剤(桃仁、紅花等が入っている漢方薬)と
疎肝理気薬(柴胡、芍薬等が入っている漢方薬)
を組み合わせて作っています。

早い方ですと、1-2カ月で妊娠される方もいます。
妊娠してからは、
安胎を目的にした漢方薬に変えています。

4-6カ月位になれば、安定期に入りますので、
それまでを目安に服用して頂いています。

体中に余分な水(水毒といいます)が溜まり
気の流れを塞ぐと、メマイが起こります。

体に余分な水が多くあるので、
実際に吐く、激しいメマイがして
立てなくなる等の症状がでます。
メニエール氏病などに多く見られるようです。

健脾利水剤を多めに、
沢瀉、茯苓、白朮等が入ったものを使います。
沢瀉湯などもあります。

コロナで外出自粛が続き、
また将来への不安感もあり、

最初は不安感、胸の圧迫感、息苦しさなど
パニック症状の様なものが出現する方が
多くおられます。

又、気力が出ない、やる気が起きない
という方もおられます。


漢方では、気虚という考え方で治します。

気は肝の働きで全身に気を巡らせます。
この気は脾によって食物より得られる物です。

この脾が元々やや弱く肝の失調によって
肝→脾を弱める(肝脾不和といいます)ことにより
脾虚(気がつくれない)となり、
少々に事で疲れ易く、やる気が起きなくなります。

こういう時は、
疏肝理気薬(柴胡疎肝湯、四逆散他)
また気を補う人参などが入った物を使います。
理気するようなものを同時に使う必要もあります。

激しいメマイは、内耳の病気によっておこる
メニエール氏病が有名です。
回転性の激しいメマイと、嘔吐が併発します。
また、難聴、耳鳴り、耳閉感を伴うこともあります。

漢方では、利尿剤を使います。沢瀉湯が有名です。
また、茯苓、白朮、猪苓など利尿剤が多く入った
五苓散なども効きます。

軽いメマイ、フラツキを訴える方もいます。
多くは、ストレスによって自律神経が乱れて
メマイ、フラツキを訴えます。

この場合、気の上昇を治す桂枝と甘草の組み合わせと
利尿剤の茯苓と白朮が入った苓桂朮甘湯などを
使います。

気の上昇が原因の一つですので、
疏肝理気薬などを併用することが必要です。
原因は、ストレス、自律神経の乱れです。
標治は、茯苓、白朮、桂枝、甘草などを使いますが、
本治は、疏肝理気薬(柴胡、芍薬が入った処方)などを使います。

肝は腎の支えによって効力が保たれています。
腎は基本的には老化によって衰えます。

いつも我慢強く仕事をされている、
周りに気遣いがあり
前向きで向上心が高い、このような状態は、
長い時間をかけて少しずつ
肝の力を使っていることになります。

そのような方は、肝を酷使したことで
余計に腎が弱まり、
また加齢とともにさらに腎が弱まり、
耳鳴りが起きることがあります。

この場合はジージーと
セミが鳴くような耳鳴りを訴えます。

多くの方は昼間、音がしているところでは
あまり気にならないのですが、
夜静かになるとジージーと低い音が気になるのです。
その結果、不眠になったりイライラしたりします。

また、その不眠・イライラが気になり、
さらに耳鳴りがひどくなることがあります。

これは、自律神経のうちの
交感神経が過剰緊張気味の状態であり、
漢方では、肝の失調と考えます。

耳鳴りを改善する漢方薬は、
補神薬を主とするか、疎肝理気薬を主とするか、
あるいは気を発散させる理気薬を主とするか、
さらには降気薬を加えるかは、
人に依ってみな違います。

それが、個人にあわせて漢方処方をする理由です。

では、具体的にどのような漢方薬を使うのか?