気の偏在による冷えは、気の巡りが悪い状態で、肝の失調により起こります。
自律神経のうちの、交感神経が過剰に緊張した状態です。
ちょっとした不安感、イライラ等によって肝の働きが悪くなり、気の巡りが悪くなります。
そうすると、顔はのぼせるけど、足は冷えると言った症状が現れます。
これが、気の偏在による冷えです。主に、更年期頃に起こり易いです。
この場合の冷えは、理気薬でとります。
自律神経の乱れは、主に対人関係、会社や社会のストレスでなることが多くありますが、
気候の急変による温度差によっても起こります。 毎年、春、秋に自律神経が乱れ、胸が苦しい、息苦しい、動悸がする、不安感、 めまい、吐き気、過敏性大腸炎などの相談でご来店される方が多くなります。 こういった場合、西洋医学では安定剤が処方されますが、漢方では、個人個人で処方が変わります。 これが、漢方の良さです。 もし、季節の変わり目に、このような症状でお困りでしたら、是非一度ご来店下さい。 |
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更新日: 2016/11/09 |
最近、急に冷えてきましたが、
気候が冷えてくると、”痛み”や”温度差による自律神経の乱れ” といった相談が増えます。 冷えて痛む場合、漢方では温める漢方薬を使い、痛みを緩和させます。 気候急変による、自律神経の乱れについては、また次回お話いたします。 |
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更新日: 2016/11/02 |
最近、シェーグレン症候群についてお問い合わせがあったので、
漢方的な考え方を紹介します。 シェーグレン症候群は、女性に多く、自己免疫疾患で難病といわれますが、 この症状の緩和に漢方薬が使われます。 口・のど・眼の乾燥には、滋潤(身体を潤す)作用のある漢方薬を使い、 もう一方では、気の鬱滞もあるので、疏肝理気薬(気を巡らす)を使います。 |
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更新日: 2016/10/26 |