子宮筋腫、卵巣嚢腫等は、
漢方では、瘀血(おけつ)の固まった物と考えて、
漢方薬を選びます。
瘀血が永年かけて徐々に固まり、
そして、筋腫のような状態を作ると考えています。
この塊を取るように、
活血剤、清熱涼血剤の組み合わせを考えて、
漢方薬を選びます。
代表的な生薬は、桃仁、紅花、牛膝の活血剤、
そして、牡丹皮の清熱活血剤が入っている薬です。
処方としては、
折衝飲、桂枝茯苓丸、桂枝茯苓丸加薏苡仁、冠元顆粒、
芎帰調血飲第一加減、血腑逐瘀丸などです。
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更新日: 2018/11/21 |
漢方薬でも、
アンチエイジングの手助けになるものがあります。 当薬局の考え方を説明致しますと、 漢方的には、補腎薬を考えます。 人に依って、腎陰虚、腎陽虚を考えます。 肌がカサカサし易い、髪がパサつき易い等 滋潤をしたい人は、腎陰虚を中心に、 冷えを訴える方は、腎陽虚を考えます。 そして、サプリメントのプラセンタ等を併用すると 良い結果が得られます。 人生100年時代、 漢方で、若々しく歳を重ねてみては いかがでしょうか。 |
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更新日: 2018/11/06 |
高山病には、頭痛、吐き気、眩暈などの症状があります。
西洋薬では、多くはダイアモックスが使われます。 このお薬は、利尿作用のあるお薬です。 当店のお客様で、3000m級の山を登る方に、 高山病予防として、柴胡剤、利水剤の組み合わせの漢方薬を 処方しましたところ、大変喜ばれました。 また、当薬局のスタッフも、この漢方薬を携帯して、 3000m級の山々の登山鉄道に乗る旅行に行ったところ、 大変よく効いたとの報告がありました。 ちなみに、このツアーに同行した他の方には、 吐き気や目の前が真っ暗になるなど、 高山病の症状を訴える方がいたそうです。 柴胡剤、利水剤の割合は、 夫々の方の体質を診て変える必要があります。 秋の行楽シーズンに備えて、漢方薬を携帯されてみては、いかがでしょうか! きっと、より快適で楽しい旅行になることでしょう!! |
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更新日: 2018/10/19 |
以前、ヌック管水腫のことについて話しましたが、
その後も、問い合わせがありました。 私の経験では、利水剤を多めに、 そして活血剤等を 少々差し上げるような組み合わせで、 良かったようです。 元々、体質的なもので、人に依って 成人してから出ることがあるようです。 手術をされて、 ほとんどの人は良くなるようですが、 たまに再発される方も、いらっしゃいます。 問い合わせの方は、そのような方でした。 |
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更新日: 2018/10/10 |
NHKの東洋医学の放送がされました。
番組の中で、「証に合わせて漢方薬を選ぶ」と紹介されていました。 これは、陰陽、虚実を良く考えて、 更に気、血、津液、寒熱も良く考えて作る事を意味します。 寒熱のことなのですが、代表的な例が、足の痛みです。 足首が腫れて赤く、やや熱を持つ、これは熱です。 病名ですと、痛風の痛み、リウマチで炎症がある場合です。 多くの場合、お血(血行不良)があるので、同時に活血します。 寒の場合、冷えて痛みます。 冷房に入ると痛むとか、暖めると楽になるという表現をされます。 病名ですと、リウマチがあります。 リウマチは、寒熱が同時に存在する場合があり、難しさがあります。 坐骨神経痛、膝の痛みで現れる場合もあります。 他に、寒に弱い方は、冷え性の方です。 多くの方は、舌質薄紅で、人に依っては、苔があります。 苔も薄い白苔です。 補気血して、温めて治します。 人参、乾姜、白朮、当帰、芍薬の入った処方を考えます。 体の中の気、血をつくって、体の中から温めて冷えに強くします。 表面の気を守る、黄耆が入った処方も、考えることもあります。 女性で冷え性の方は多く、気血を作る時、特に脾と胃を重点に考えます。 健脾益気、同時に健脾利湿して胃腸を丈夫にして、気をつくり冷えを治します。 |
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更新日: 2018/09/26 |