漢方薬でも、
アンチエイジングの手助けになるものがあります。
当薬局の考え方を説明致しますと、
漢方的には、補腎薬を考えます。
人に依って、腎陰虚、腎陽虚を考えます。
肌がカサカサし易い、髪がパサつき易い等
滋潤をしたい人は、腎陰虚を中心に、
冷えを訴える方は、腎陽虚を考えます。
そして、サプリメントのプラセンタ等を併用すると
良い結果が得られます。
人生100年時代、
漢方で、若々しく歳を重ねてみては
いかがでしょうか。
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更新日: 2018/11/06 |
高山病には、頭痛、吐き気、眩暈などの症状があります。
西洋薬では、多くはダイアモックスが使われます。 このお薬は、利尿作用のあるお薬です。 当店のお客様で、3000m級の山を登る方に、 高山病予防として、柴胡剤、利水剤の組み合わせの漢方薬を 処方しましたところ、大変喜ばれました。 また、当薬局のスタッフも、この漢方薬を携帯して、 3000m級の山々の登山鉄道に乗る旅行に行ったところ、 大変よく効いたとの報告がありました。 ちなみに、このツアーに同行した他の方には、 吐き気や目の前が真っ暗になるなど、 高山病の症状を訴える方がいたそうです。 柴胡剤、利水剤の割合は、 夫々の方の体質を診て変える必要があります。 秋の行楽シーズンに備えて、漢方薬を携帯されてみては、いかがでしょうか! きっと、より快適で楽しい旅行になることでしょう!! |
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更新日: 2018/10/19 |
以前、ヌック管水腫のことについて話しましたが、
その後も、問い合わせがありました。 私の経験では、利水剤を多めに、 そして活血剤等を 少々差し上げるような組み合わせで、 良かったようです。 元々、体質的なもので、人に依って 成人してから出ることがあるようです。 手術をされて、 ほとんどの人は良くなるようですが、 たまに再発される方も、いらっしゃいます。 問い合わせの方は、そのような方でした。 |
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更新日: 2018/10/10 |
NHKの東洋医学の放送がされました。
番組の中で、「証に合わせて漢方薬を選ぶ」と紹介されていました。 これは、陰陽、虚実を良く考えて、 更に気、血、津液、寒熱も良く考えて作る事を意味します。 寒熱のことなのですが、代表的な例が、足の痛みです。 足首が腫れて赤く、やや熱を持つ、これは熱です。 病名ですと、痛風の痛み、リウマチで炎症がある場合です。 多くの場合、お血(血行不良)があるので、同時に活血します。 寒の場合、冷えて痛みます。 冷房に入ると痛むとか、暖めると楽になるという表現をされます。 病名ですと、リウマチがあります。 リウマチは、寒熱が同時に存在する場合があり、難しさがあります。 坐骨神経痛、膝の痛みで現れる場合もあります。 他に、寒に弱い方は、冷え性の方です。 多くの方は、舌質薄紅で、人に依っては、苔があります。 苔も薄い白苔です。 補気血して、温めて治します。 人参、乾姜、白朮、当帰、芍薬の入った処方を考えます。 体の中の気、血をつくって、体の中から温めて冷えに強くします。 表面の気を守る、黄耆が入った処方も、考えることもあります。 女性で冷え性の方は多く、気血を作る時、特に脾と胃を重点に考えます。 健脾益気、同時に健脾利湿して胃腸を丈夫にして、気をつくり冷えを治します。 |
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更新日: 2018/09/26 |
今回は、秋バテについて漢方の側から考えたことを書きます。
漢方では、陰陽五行説から考えます。 肝心脾肺腎→春夏長夏秋冬の順に考えます。 夏、長夏を含めて、暑く長い日が続きますと体の中の津液が失われます。 また、湿邪が多いと湿邪困脾と申しまして、 脾の機能が弱くなり(脾虚と申します)気が生まれなくなります。 気が生まれなくなることを気虚と申します。 疲れ易くなるということです。 夏の終わりより秋になりますと、 この疲れ易さと同時に、最初に述べた津液を失うことになります。 この津液は、体を滋潤させます。 体が滋潤されなくなると、肌がかさつき易くなったり、 空咳が出易くなったりします。 秋にかけては充分体の滋養が必要です。 漢方では補陰と申します。 補気して補陰します。 食物では、オクラ、山芋、納豆と、バランス良い食事が必要です。 陰を消耗する食事は、過度なお酒と、香辛料の過多などです。 また、朝鮮人参は、益気生津させる作用があるので、 疲れ易さをとるのに良いです。 この朝鮮人参に、更に益気生津させる麦門冬、五味子を加えた漢方製剤もございます。 |
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更新日: 2018/09/12 |