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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

前回、鼻中隔湾曲症が、
鼻詰まりの構造上の原因とお話いたしました。
急性鼻炎が、長引くと慢性鼻炎となります。

鼻には、鼻の奥にあるシ骨洞、蝶形骨洞、
頬にある上顎洞、そしておでこにある前頭洞の
4つの孔(あな)があります。

この孔に炎症がおき、膿が溜まってなるのが、
上顎洞炎、前頭洞炎等と言い、
一般的に膿みが溜まるので、
蓄膿症と言われています。

鼻づまりは、大人の80%が鼻中隔湾曲症で、
そこから慢性副鼻腔炎になり
蓄膿症へと移るそうです。

子供でも約50%が鼻中隔湾曲症で、
そこから蓄膿症になり易くなります。

このことから、日本国民の1億人が、
鼻中隔湾曲症であるという事になります。

これは、人間が直立歩行し、脳が発達し、脳みそが
重くなった結果、鼻中隔が湾曲したそうです。
これは、東洋人、西洋人関係なく、
鼻中隔が湾曲しているそうです。

また、人間が直立歩行した結果、現れる症状として、
ぢ、脊柱管狭窄症なども挙げられます。
こうした症状には、漢方薬での対応をおすすめします。

春に入ると鼻づまりを訴える方が多くなります。

中でも、鼻が乾燥して、鼻が喉に落ちる
後鼻漏を訴える方が多くいらっしゃいます。

この場合、漢方では鼻を通して、
後鼻漏を治す解毒という方法を使って、
鼻を治していきます。

次回から、一つ一つ解説していきます。

漢方では、自律神経の中の
交感神経の過剰緊張状態を
肝の失調と言います。

肝の失調を整えるには、
疏肝理気薬を中心に使います。
代表的なものに、柴胡疏肝湯があります。

この柴胡疎肝湯と、他の理気剤に
更に養心安神剤を加えて使うと、
不眠の改善に効果があります。

今回は、不眠についてお話いたします。

西洋医学では、不眠には睡眠導入剤や
安定剤などで睡眠を改善します。
心と脳の関係で、脳を休める方法で、
睡眠を促します。

しかしながら、心がストレスを感じて
不眠になるので、
漢方では、心と脳を治すことで
不眠を改善します。

従って、漢方の不眠の薬は、
安心させて眠らせるか、
自律神経を整えて眠らせる方法をとります。