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健康トピックス

当店の最新情報をご案内します。

当店では、
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
で来店される方もいらっしゃいます。

低用量ピルを服用されている方でした。
妊娠を希望され、
ピルをやめて漢方薬を服用したいとの事でした。

元々、生理痛が激しく、
PMS(生理前症候群)もあったので、
ピルを服用されていました。

「漢方薬を服用して、
生理痛もなくなり、生理も40日位で来潮しました。
PMSも減り、体調が良くなっています。」
と、嬉しいご報告を頂きました。

最近、不妊症(妊活)で
漢方薬を求められる方が、多くみられます。

生理痛があり、生理前の月経前症候群(PMS)
がある方も多くみられます。

多くの方は、舌を診ると、暗紅色の方が多く、
舌裏の血管にも怒張(舌裏の静脈が浮き出ている状態)
がみられます。

私共の経験から、
活血剤(桃仁、紅花等が入っている漢方薬)と
疎肝理気薬(柴胡、芍薬等が入っている漢方薬)
を組み合わせて作っています。

早い方ですと、1-2カ月で妊娠される方もいます。
妊娠してからは、
安胎を目的にした漢方薬に変えています。

4-6カ月位になれば、安定期に入りますので、
それまでを目安に服用して頂いています。

体中に余分な水(水毒といいます)が溜まり
気の流れを塞ぐと、メマイが起こります。

体に余分な水が多くあるので、
実際に吐く、激しいメマイがして
立てなくなる等の症状がでます。
メニエール氏病などに多く見られるようです。

健脾利水剤を多めに、
沢瀉、茯苓、白朮等が入ったものを使います。
沢瀉湯などもあります。

コロナで外出自粛が続き、
また将来への不安感もあり、

最初は不安感、胸の圧迫感、息苦しさなど
パニック症状の様なものが出現する方が
多くおられます。

又、気力が出ない、やる気が起きない
という方もおられます。


漢方では、気虚という考え方で治します。

気は肝の働きで全身に気を巡らせます。
この気は脾によって食物より得られる物です。

この脾が元々やや弱く肝の失調によって
肝→脾を弱める(肝脾不和といいます)ことにより
脾虚(気がつくれない)となり、
少々に事で疲れ易く、やる気が起きなくなります。

こういう時は、
疏肝理気薬(柴胡疎肝湯、四逆散他)
また気を補う人参などが入った物を使います。
理気するようなものを同時に使う必要もあります。

激しいメマイは、内耳の病気によっておこる
メニエール氏病が有名です。
回転性の激しいメマイと、嘔吐が併発します。
また、難聴、耳鳴り、耳閉感を伴うこともあります。

漢方では、利尿剤を使います。沢瀉湯が有名です。
また、茯苓、白朮、猪苓など利尿剤が多く入った
五苓散なども効きます。

軽いメマイ、フラツキを訴える方もいます。
多くは、ストレスによって自律神経が乱れて
メマイ、フラツキを訴えます。

この場合、気の上昇を治す桂枝と甘草の組み合わせと
利尿剤の茯苓と白朮が入った苓桂朮甘湯などを
使います。

気の上昇が原因の一つですので、
疏肝理気薬などを併用することが必要です。
原因は、ストレス、自律神経の乱れです。
標治は、茯苓、白朮、桂枝、甘草などを使いますが、
本治は、疏肝理気薬(柴胡、芍薬が入った処方)などを使います。